2番、1番、5番、7番。
以前も書いたが、カラヤンが70年代から80年代にかけてグラモフォンに録音した交響曲全集は、必ずしも世評高いものではない。
しかし、響きの立派さ、端から端までめいっぱいきちんと鳴っている楷書体の演奏は、私にとっては申し分のないブルックナー演奏の一つだ。
しかし、響きの立派さ、端から端までめいっぱいきちんと鳴っている楷書体の演奏は、私にとっては申し分のないブルックナー演奏の一つだ。
ブルックナーの交響曲の中で、5番という曲は、これまであまりなじめずにきた。
他の交響曲に比べると、何か、骨組みの勝った音楽に感じられるのだ。理屈が前面に出ているというか、色気がないというか。7番から9番のような味わいには乏しい気がする。
他の交響曲に比べると、何か、骨組みの勝った音楽に感じられるのだ。理屈が前面に出ているというか、色気がないというか。7番から9番のような味わいには乏しい気がする。
しかし、おそらく、実演で一度聴いたら、考えがまた変わるのだろうとも思う。
いっぺん実演で聴いてみたい音楽の最たるものだ。
いっぺん実演で聴いてみたい音楽の最たるものだ。
とりあえず、明日の朝の通勤は8番からにしよう。