naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

励みになる言葉

今、スポニチに、桑田真澄独占手記「野球の神様ありがとう!!」が連載されている。

PL学園当時からずっと見てきた桑田投手なので、この連載手記も読んでいる。

今日26日(土)に掲載された第11回に、いい言葉が書いてあった。

「プラス(+)、という字の中にはマイナス(-)がある」
「マイナスの横棒があるからこそ、初めてプラスになる」
「今はマイナスでも、いつか必ず…」

今週、仕事で色々反省したり、これからについて、決意を新たにしたりしていただけに、響くものがあった。

あれほどの実績を残した選手でも、ケガや不調で苦しむこともあったのだ。

平穏な会社勤めの自分が、少々のことでへこんでいてどうする。
ってことだよね。

血を吐くような、泥水をすするような苦労なんか、まだしてない。




ところで、あるブロ友さんのところで、こんな言葉を読んだ。

「辛いと幸せって、横棒が一本違いなだけね!」
「辛いのも幸せも、少しの違いってこと?」

これも、桑田投手が言っているのと同じ。いい言葉だと思った。




-と+。

辛と幸。

目先のことにめげずに頑張らないとね。




さて、ここからは別記事にしてもいいくらいの余談です。

その「辛いと幸せ」の記事に、こんなコメントが。

「昔のアン真理子の替え歌にして、『幸せという字は辛い字に似てるわ』ですかな(原曲は、『若い』と『苦しい』ですよね♪)」

アン真理子。

ご存知の方は、少なくとも私と同じくらいの年代。

69年にリリースされた「悲しみは駈け足でやってくる」。
(もう40年近く前か・・・)

アン真理子本人の作詞。

「明日という字は明るい日とかくのね」
「あなたとわたしの明日は明るい日ね」
「若いという字は苦しい字に似てるわ」

こんな歌もありましたねえ。

さらに余談。

この「悲しみは駈け足でやってくる」は、中川克彦(しょこたんの父親ではないですよ。あれは中川勝彦)という人の作曲だが、メロディが、モーツァルトのK550、ト短調シンフォニーの第1楽章に似ているという話がある。

私は、69年のリリース時は中学2年生で、まだクラシック音楽に親しんでいなかった頃だったため、まったくそういうことはわからなかったが、今にして思うと、作曲者は意識的に書いたのかもしれないと思う。
確か、記憶では、キーもト短調だったんじゃないかな。