先日、勉強のために、ピアノの楽譜を買った。
で、今さらのように思ったのが、「ピアノって、音がたくさんあるなあ!」。
しかし、当たり前だが、ピアノは一人で弾くのだから、10本の指を使って、いっぺんにたくさんの音を出すわけだ。
上の画像は、冒頭の「プロムナード」。
下のヴィオラの楽譜は、時々二つ音が重なっているが、これは表裏で分けるので、一人で二つの音を出す場面は皆無。
上はピアノ譜だが、いやいや、音がいっぱい(笑)。
弦楽器もピアノも弾きます、という人は感じないだろうが、私のように、ピアノから離れて久しく、オケでの弦楽器しか弾いていないという者にとっては、久しぶりに見るクラシックのピアノ譜は、目がクラクラする(笑)。
要するに、読譜力が落ちているわけだ。
5つとか6つの音が重なっているところがたくさんあるが、これを一度に読めない。
昔は読めていたのに。初見もきく方だったんだけどなあ・・・。
昔は読めていたのに。初見もきく方だったんだけどなあ・・・。
今や、この楽譜は、下から順に、「えーと、g、g、b、d、g」(3小節目の頭)と追っていかないと、とても読めない。
ちょうど、ケタの大きい数字を、「一、十、百、千、万、十万・・・」と下からたどって読むようなものだ。
音源を聴きながらだと、全然追いつけない。目に入るのはイメージだけ。
でも、とにかく、原曲を知ることはオケ版を弾くのに勉強になる。
その内、時間があったら、つっかえつっかえでもいいから、自分で弾いてみよう。
その内、時間があったら、つっかえつっかえでもいいから、自分で弾いてみよう。