懐かしいですね、長方形のCDシングル。若い人は知らないんだろうな。
さだ(まさし)さんの娘の、詠夢(えむ)さんが、「Pretty Bach」という名前のピアノ・ユニットで、CDデビューするとの報道。
兄の大陸(たいりく)さんは、TSUKEMENというユニットのヴァイオリンで、既に活躍中。
妹もいよいよCDデビューなんだ。
そう言えば、昨年だったか、「ミュージック・フェア」で、父、息子、娘、3人の共演を観た記憶がある。
私のような、古いファンだと、さだ一家についてのエピソードは色々語れるよ(笑)。
まず結婚。
さださんが、どういう女性と結婚するのか、というのは、ファンの間でも関心事だった。
客室乗務員だった、丸映子さんという女性との結婚が明らかにされた時、「結婚相手まで漢字3文字か」と、ファンの間では言われたものだ。
「帰去来」、「風見鶏」、「私花集」・・・と、アルバムのタイトルは漢字3文字ばかり。
初めてタイトルが漢字3文字から離れた「うつろひ」では、その代わり、収録曲すべてのタイトルが漢字3文字だった。
結婚式は、さだまさしが島を買った、と話題になった詩島(うたじま)で。
そして、その大陸君6歳の時に、シングル「息子へ~父からの風」がリリースされた。
91年4月のことだ。
91年4月のことだ。
ちょうど20年前。
その二人が、いずれも音大を出て、プロのミュージシャンか・・・。
音大という、自分が果たせなかった夢を、息子と娘は実現した。さださんもさぞ感無量だろうなあ。
大陸さん、26歳。詠夢さん、もうすぐ24歳。
さださんも59歳になった。
こっちも歳とるわけだ。なんて、親戚のおじさんみたいなことを思ったりする。
とにかく、「Pretty Bach」のデビューアルバム、是非買って聴こう。