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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ユニ響練習日誌~2年ぶりのユニ響練習参加

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   谷津駅前では、納涼風物まつりというのをやっていた。今回で25回目だそうだ。
   練習会場の、谷津コミュニティセンター。



今日2日(土)、ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)の練習に、今季初参加。

今日の練習参加には、格別の思いがある。

1998年から声をかけていただいているユニ響さんだが、昨年は、亡母の新盆、一周忌・納骨のために、参加を辞退した。初めてのことだ。

これまでも再三書いているが、昨年の定期演奏会のプログラムが、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死、ベト7という、個人的には弾きたくてたまらない曲目だった。

私は、団員の多数決で、この曲目が決まった場にいた。
もし来年も呼んでもらえたら、これらの曲を弾けるんだ。そう思った。

しかし、その時点では思ってもいなかった事情。断腸の思いで辞退した。

つまり、毎年参加させていただいてきたユニ響の練習に参加するのは、2年ぶりという感慨。

もっと個人的な心情を、ついでに書いてしまえば、その亡くなった母と最後に会ったのが、2009年9月12日(土)。

その日、朝、木更津で、父の定期通院のために母と3人で実家近くの病院に行き、診察が終わった後、海浜幕張に向かった。

ユニ響の本番直前の集中練習に参加するためだった。
シベ2他を練習した。本番11日前のことだった。

その集中練習の3週間後に、母は急逝した。

生きている母と最後に会った後に行った、ユニ響の集中練習。

このことは、自分の中では大きな記憶だ。

つまり、ユニ響の練習に参加するのは、母が亡くなってから初めてということになる。

夕方、家を出て、谷津に向かう。

京成は、節電のためにダイヤが間引かれていた。加えて若干の運行遅延もあったが、練習には遅れることなく、谷津コミュニティセンターに着いた。

実は、浦安オケの練習に行くより、ユニ響の練習で谷津に行く方が近いのだ。

京成の車中で、2年ぶりにユニ響の皆さんに会えることを、本当に嬉しく思っていた。

2年という時間は、やはり短くはない。

旧知の懐かしい顔との再会の一方、新しい団員も増えていた。

ヴィオラは、新しい団員、若い女性が2人。

ヴァイオリンも、チェロも、団員が増えていた。

管も、団員の入れ替わりがあったのだろうか、新しい顔が多く見られた。

でも、ここはユニ響。懐かしい空気に、じんとくるものがあった。

今回、9月の定期演奏会の曲目は、以下の通り。

   ボロディン 歌劇「イーゴリ公」序曲
   チャイコフスキー 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
   ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界から」

指揮は、既に10年近くユニ響を振られているN先生。
実は、N先生は、私が浦安オケに入団した当時の指揮者で、4年間お世話になった。
2年ぶりに再会。休憩時にご挨拶した。

今日の合奏は、ロメジュリと、新世界の1楽章、2楽章。

ロメジュリは、今年5月、浦安の定期演奏会の中プロに予定していたが、震災のため、来年6月に延期になった。

曲がかぶっていることは、震災前から知っていた。
本来なら、浦安で本番を終えた後だったわけで、だいぶ弾けたはずなのだが(笑)、何分にも、震災以降、弾いていないのだ(汗)。

ほぼ4ヶ月ぶりに弾いたが、いやあ、もう弾けなくなってるね。

浦安とはボウイングがずいぶん違うこともあるし、ユニ響では、裏を弾くことになっているし。

順番が逆になったが、9月までここでしっかり練習して、来春の浦安に役立てたい。

休憩の後、新世界。

この曲は、浦安で2回やっている。
1回目は、入団した年にN先生の指揮で。
2回目は、2008年秋の、オール・ドヴォルザーク・プログラムの定期演奏会で。

ユニ響でも、2回目になる。
1回目は、2000年の定期演奏会
そして今回、N先生の指揮で。

3年前を思い出しながら弾いた。

来週もN先生の合奏で、残りの曲をやるようなので、参加の予定。

※練習往復に聴いた音楽
    DREAMS COME TRUE その先へ
    DREAMS COME TRUE 何度でも
    ボロディン 歌劇「イーゴリ公」序曲
       N.ヤルヴィ=エーテボリ響
    小田和正 そうかな
    柴咲コウ ホントだよ
    SPEED Starting Over
    AKB48 Everyday、カチューシャ