naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

雪と地震の2月29日

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4年に1回の2月29日、今年は大変でしたね。

まず、夜中の2時前の緊急地震速報

寝ていたら、携帯電話がけたたましく鳴った。エリアメール。

来たかっ! と起きてテレビをつけ、身構えたが・・・。

何も来ない。

後刻、気象庁地震情報を見たが、最大震度1。

夜中にたたき起こされはしたものの、不発でよかった・・・。



いわき、福島への日帰り出張。

上野8:00の常磐線特急に乗るので、いつもより早く家を出たら、予報通りの雪。

スーパーひたちの車窓、上野を出る時点から、相当な降りだったが、日立を過ぎたあたりから、本格的な雪景色。

先々週、岐阜の高山に行った時にも車窓からの雪景色を見たが、あれに劣らない。

いわきへの出張は、昨年の12月以来。

迎えに来てくれた現地の者に、「さすがに12月とは全然違うね」と言ったら、いわきでこんな雪は珍しいのだそうだ。この冬初めてのまとまった雪らしい。

いわきの事務所での打合せの後、車で福島へ移動する行程だが、この雪で、移動も大変らしい。

出る前に交通情報をチェックしたところ、高速道路は、途中の小野というところまで通行止めになっているという。

とりあえず下の道を、ということで出発。

とんだ日に出張がぶつかってしまったものだ。

舗装の路面が見える状態の内は、スイスイと順調に進んだが、その内、雪道になった。

写真のような状況。道路全体が踏み固められた雪で真っ白だ。

こうなると、スピードも30キロかせいぜい40キロしか出せない。

現地の者も、ふだんは高速で移動しているためか、地図を見ながらの走行。途中、何度かコースを変更しながら、何とか小野の料金所に着いた。

以後は順調で、2時間余りで福島の事業所に到着した。

雪道を車で移動するのは、やはりちょっとこわいものだった。

もう15年くらい前だったか、労働組合時代に、オルグで、釧路から北見まで車移動したことがあった。

その時は、今日の福島よりさらにこわく、半ば凍結した雪道を走った。

ブレーキは効く状態ではないので、そろそろと走って行った。雪道に慣れた現地の者にとっても、こういう道は本当にこわい、と言っていた。
対向車が突っ込んできたら、よけようがない、と。

今日の福島は、道路の状態がそこまでではなかったし、慎重な運転をしてもらえたが、久しぶりだったので、緊張感があった。

福島の事業所での打合せも無事済み、帰りは福島駅から新幹線。



帰宅後、いわきで最大震度4の地震があったことを知った。現地を後にして6時間ほど経ってからのことだった。

出る前の緊急地震速報不発、そして雪の中の出張、現地を離れてからの地震

うるう年でなければ3月1日の今日は、自然におびえた1日だった。



<追記>

・・・という記事を書いたのが、22:22。

その後、出張の疲れもあって、寝落ちしていたら、ゆっさゆっさと地震

23:32発生のこの地震は、いすみ市で最大震度4。

地震で始まり地震で終わった1日となった。