naokichiオムニバス

70歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「クリスマスの約束」最終回に

2001年にスタートした、小田(和正)さんをホストとする「クリスマスの約束」が、今年の放送をもって終了した。

 

2部構成で放送された最終回の第1部を観た。

2009年に企画された大メドレー、「22’50’’」の制作過程と本番のフル映像だった。

このメドレーをフルに観るのは15年ぶりということになるだろうか。その後、録画を観ているかもしれない。

 

2001年の番組スタート時、小田さんが、リスペクトするアーティストたちに手紙を書き、一緒に番組を作りたいと呼びかけたが、誰も応じることがなく、結局小田さん1人での番組になった。

その後、色々なアーティストとの共演の輪がひろがり、9年目に至ってこの大メドレーが実現した。

 

小田さん、当時62歳。

同世代から若い世代まで、たくさんのアーティストが集まって作り上げていく過程は、とても感動的なものだった。

 

特に、私にとっては、若いアーティストとのコラボレーションもさることながら、同世代の山本潤子さん、財津(和夫)さんとのからみに、しみじみと感ずるところがあった。

1969年の、ヤマハ・ライト・ミュージック・コンテスト。

仙台地区予選、宮城地区予選を勝ち上がって全国大会に進んだ「THE OFF COURSE」は、山本潤子の赤い鳥、財津和夫のフォー・シンガーズ(後のチューリップ)と覇を競う。

全国大会会場の新宿厚生年金会館、練習しに表に出た三者が、それぞれ他のグループの歌うのを聴いて、全国レベルにはすごい連中がいる、と互いに思った話は有名だ。

全国大会の結果、フォーク部門1位は赤い鳥。ジ・オフ・コースは2位、フォー・シンガーズは6位だった。

20代の彼らが新宿厚生年金会館で出会い、その後今日まで、それぞれのキャリアを築き上げて第一線で活躍してきたことに、人生というものの深い味わいを感じる。

そんな3人の音楽人生が40年を経て1つの音楽番組で交わり、「22'50’’」というプロジェクトに協働している姿には、胸に迫るものを感じずにはいられない。

人生はすばらしい、音楽はすばらしい、と思った。

(ついでながら、それを少し下の世代として、これをずっと見てくることができた自分の人生にも感慨がある)

長い時間を元気で生きてこられたからこそ得られるものがある、と。

 

ところで、2009年は木更津の母が亡くなった年だ。

母は10月の他界だったので、年末放送のこのメドレーを知らずに死んだわけだが、仮に存命だったとしてもこれは観なかったかもしてない。

母は小田さんをあまり好きでなかったから。

 

それもまた人生、か。

 

第2部の録画も近々観よう。

 

※「22’50''」セットリスト(出典:Wikipedia)

    この日のこと / 全員
    TRUE LOVE / 藤井フミヤ
    今夜だけきっとスターダストレビュー) / 根本要
    ロマンスの神様 / 広瀬香美
    明日がくるなら (JUJU with JAY'ED) / JUJU
    明日、春が来たら / 松たか子
    友達の詩 / 中村中
    La La La (SING LIKE TALKING) / 佐藤竹善
    恋におちたら / Crystal Kay
    Story / AI
    夢で逢えたら (ラッツ&スター) / 鈴木雅之
    ハナミズキ / 一青窈
    翼をください (赤い鳥) / 山本潤子
    HOME / 清水翔太
    YES-YES-YES / 小田和正
    LIFE / キマグレン
    虹 (Aqua Timez) / 太志
    全力少年スキマスイッチ) / 大橋卓弥
    Jupiter / 平原綾香
    涙そうそう / 夏川りみ
    青春の影 (チューリップ) / 財津和夫
    帰りたくなったよ (いきものがかり) / 吉岡聖恵

 

(「この日のこと」は、この時に歌われたんだ。アルバム「early summer 2022」に収録されたのは、13年後のこと)