毎年6月に行われる、日枝神社の「山王祭」は、京都の祇園祭、大阪の天満祭とともに、日本三大祭りの一つに数えられる。
今年は、2年に1度の本祭の年にあたる。
八丁堀、京橋、日本橋、茅場町も日枝神社の氏子域にあたり、数日前から、そこここに神輿宿(御仮屋)が町内の火消しの組頭によって設営され、道々の店や企業の軒先には提灯がつるされている。
(一番下の写真は、私の会社)
今日は、その山王祭における最大の儀式、「神幸祭」(じんこうさい)が行われる。
赤坂から四谷、麹町、永田町、銀座、新橋、日本橋と、氏子域を、日枝神社の神輿が丸1日かけて巡幸する。
会社の近くにも、午後やってくる。
また、10日(日)には、下町連合渡御と言って、茅場町、日本橋、京橋、八丁堀の神輿12基が、中央通りを練り歩くイベントも予定されている。
毎日の通勤路にある、八丁堀の「秋山三五郎商店」(3枚目の写真)は、神仏具店であり、代々続く神輿師でもある。
この店で作られた神輿は、地元八丁堀を始め、東京の広い地域に納められているそうだ。
5、6枚目の写真は、八丁堀地元の天祖神社。