今日26日(木)で最終回を迎えた。
豊田氏は、最近でこそテレビではお見かけしなくなっていたが、以前はスポーツニュースによく出ておられた。いかにも往年の西鉄ライオンズの主力選手らしい、豪放なイメージがあった。
この紙面でも、いつもきっぱりとした辛口の主張があると同時に、無駄のない引き締まった文章で、毎回、現在の野球界を斬っておられた。
けさの紙面の最終回は、豊田氏のペンによるものではなく、普段よりスペースを拡大して豊田氏へのインタビューの形だった。
紙面によると、このコラムが始まったのが、1998年。足かけ16年ということだそうだ。
豊田氏ももう78歳。今日の紙面には写真が載っていたが、確かに、テレビで観ていた頃に比べると、お歳を召されたという感じだ。
執筆引退は、ご高齢が理由のようだが、仕方がないのかと思いつつも、まだまだ氏の文章を読みたかったので、やはり残念でならない。
日経新聞のスポーツ面を読む楽しみが、一つ減ってしまった。