2013年1月。
正直、新年最初の執筆者がこの人? という若干の違和感があった。
毎日ちゃんと読んでるわけではないんだけど、いわば見るともなく見ていると、果たして、というべきか、自己の女性遍歴の話ばかり。
うーん・・・。
職場の女性と男女の関係になり、彼女が妊娠してしまって、堕胎させたエピソードには仰天した。
エピソード自体に驚いたのではない。
それも「履歴」の内ということか。ある意味ではさすがだ、渡辺淳一。
財界の名経営者や政治家、スポーツ界、芸能界の錚々たる方々が執筆してきたこの欄。
これまでに、職場恋愛の末の妊娠、堕胎をここで告白した人がいたとは思えない。空前のことではないだろうか。
同じ最終面の下の方に、かつて「愛の流刑地」が連載された。何かと議論を呼んだ作品だった。
あれはフィクションの世界だったが、こちらは実話。
うーん・・・。
あきれるなら読まなきゃいいじゃないか、と言われそうだが、つい、ね(笑)。
そうこうする内、既に1月も下旬に入ったのだが、当の渡辺氏、まだ医学の道にいて、本業の作家に転じていない。
あと10日しかないんだけどなあ。