naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

兼松講堂で「第九」~国立シンフォニカー第9回定期演奏会

イメージ 1

イメージ 2

大学の同窓会報が届いたので、開いたら、演奏会の案内チラシが同封されていた。

「兼松講堂に第九が響く!」。

一橋大学兼松講堂レジデント・オーケストラ、国立シンフォニカーの定期演奏会だ。

兼松講堂は、早稲田大学の大隈講堂、東京大学安田講堂同様、大学のシンボル的な建物で、入学式、卒業式もここで行われる。

大学祭の時には、コンサートにも使用され、在学中、アリス、グレープ、ダ・カーポスメタナ四重奏団を聴いた。

また、大学オケその他で、この講堂のステージで演奏したこともある。

国立シンフォニカーは、大学の創立135年、神田一ツ橋から国立への移転80周年を記念して、2010年に創設された。

プロオケである。
サークルとしての学生オーケストラは、多くの大学にあると思うが、この団体のような、大学施設のレジデント・オーケストラというのは、非常に珍しいのではないだろうか。

代表、常任指揮者は、宮城敬雄氏。大学の先輩である。
商学部を卒業し、指揮者に転じた。
(同様に、音楽の世界に進んだ先輩としては、コントラバス奏者の河原泰則氏、チェンバロ奏者の渡邊順生氏、「岬めぐり」の山本コウタロー氏がいる)

その、国立シンフォニカーが、今年の暮れに「第九」を演奏するのだ。

おそらく、兼松講堂で「第九」が演奏されるのは、初めてのことではないだろうか。
(私が大学に入学して、管弦楽団に入部し、ヴィオラを始めたのは、1975年、創立100年の記念行事として、「第九」の演奏会が行われたからだが、この演奏会は、上野の東京文化会館だった)

決して広くはない、兼松講堂で、オケと合唱をどう配置するのだろうか。
もしかすると、合唱を2階席に置くのかな。

チラシでもう一つ目を引かれたのが、ソプラノのソリストが、鵜木絵里先生であることだ。
鵜木先生とは、以前、浦安市民演奏会で共演させていただいたことがある。

兼松講堂での「第九」、鵜木先生のソロ。是非とも聴きに行きたいところだが、12月7日(日)というと、浦安市民演奏会の本番(それも「第九」なのだ)の1週間前。

残念・・・。