先日も書いたが、毎年この時期になると、1978年、大学卒業から就職の頃を思い出す。
国立のアパートを引き払う準備をしていたあの頃。
開港が間近に迫った成田空港の管制塔に、過激派が乱入して破壊行為を行ったニュースをテレビで観た。
入社後の配属が未定なので、木更津の実家に荷物を移し、入社式に臨んだ。
本社での導入教育が終わって、1ヶ月の現場研修に移ったが、その現場が成田空港だった。あの時ニュースで観ていた成田空港に、自分が研修で行くとは、想像もしていなかった。
この研修の途中、キャンディーズの解散コンサートが行われ、宿舎のテレビで観た。
研修後、配属が発表され、私は本社の経理部で仕事をすることになった。
浦和の独身寮に入居して、社会人としての生活が本格的にスタートした。
そんな一連の出来事を、昨日のことのように思い出す。
ところで、そんな思い出深いこの時期について、特に忘れられないのが、その頃買って聴いていた3枚のアルバムだ。
風の「海風」は、1978年2月27日に大学の生協で買った。これも前年10月にリリースされていて、風はずっとフォローしていたにも拘わらず、何故かすぐ買わないでいたものらしい。
そして、さだ(まさし)さんの「私花集」は、1978年3月24日に買っている。目白堂という店で買ったことになっているが、どんなレコード店だったか、まったくおぼえていない。
これは、卒業間際にリリースされた新譜で、発売日に買ったのだった。
これは、卒業間際にリリースされた新譜で、発売日に買ったのだった。
この3枚、国立で卒業までたびたび聴き、その後、新入社員研修の間も、カセットテープにダビングしたものを、宿舎に持ち込んだラジカセでよく聴いた。
前記の、学生から社会人へという環境の変化の中で、自分のそばにあったアルバムとして、毎年この時期になると聴きたくなる。
※関連の過去記事
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http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/54384497.html
定年退職まであと1年と半月
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/64765321.html
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