伊藤蘭のアルバムリリース、初のソロコンサートが話題になっている。
「普通の女の子に戻り」たかったランちゃんは、キャンディーズ解散後、いくらも経たない内に女優活動を始めたが、歌手としての活動となると、あの後楽園球場での解散コンサート以来、41年ぶりなのだそうだ。
ランちゃんは、1955年1月生まれとのことなので、同年7月生まれの私より学年は一つ上ながら、同い年である。
キャンディーズの解散は、1978年4月、私が就職した時だった。
3月、ラジオから「微笑がえし」が流れる中、国立のアパートを引き払う準備をして、4月に入社。
新入社員研修の宿舎のテレビで、解散コンサートの模様をみんなで観た。
私は私で、この3月末をもって、あの時新入社員だった会社を退職し、別の会社に転職した。
同い年のランちゃんと、奇しくも新しいステージに移ったわけだ。
それも、長く元気で生きていればこそだと思う。
若くして亡くなってしまったスーちゃん(田中好子)のことを思う時、つくづくそう感じる。
ランちゃんのこれからの活躍を励みに、新しい会社生活をがんばらねば。