naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

負けても負けても首位

26年前の日本シリーズ(巨人=近鉄)で、「巨人はロッテより弱い」って話がありましたね。

今年の交流戦、ロッテ=巨人の3連戦は、おととい、昨日とロッテが連勝。

QVCマリンでは、これで4年越しの7連敗なのだそうだ。

その巨人、6月に入っての星取はこうなっている。

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オリックスに3連勝して、好調なスタート、と思ったら、ソフトバンクに3連敗、以後、日本ハム、ロッテに負け越し。

これだけ負けていながら、いまだに2位の横浜に1.5ゲーム差の首位をキープしている。

何故かと言えば、当の横浜が、目下9連敗中だからだ。

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上には上があるというか、下には下があるというか。

交流戦前に首位にいた横浜は、この9連敗でとうとう貯金を吐き出し、32勝32敗の五分になってしまった。

交流戦セ・リーグ6チームの成績は、こうなっている。

   ① 阪神   9勝7敗
   ② ヤクルト 8勝7敗
   ③ 広島   9勝8敗
   ④ 中日   7勝9敗
   ⑤ 巨人   7勝10敗
   ⑥ 横浜   3勝13敗

リーグ1位の巨人、2位の横浜が、交流戦に関しては5位、6位だもんね。

ただ、交流戦上位の阪神やヤクルト、広島もぱっとしない成績だから、巨人、横浜を抜くには至っていない。
阪神にしたって、このところ3連敗だし。

昨日現在、セ・リーグで貯金を持っているのは、巨人だけ。3位の阪神以下は、借金だ。

今年の交流戦、昨日までで、パ・リーグが54勝43敗3分と、勝ち越しを決めたのも当然という感じがする。

巨人の首位、実態はこういうことだ。

リーグ唯一の貯金と言ったって、34勝31敗と僅かに3つしかない。

この成績、昨日現在のパ・リーグに当てはめたら、3位の西武の33勝26敗よりも下なのだ。

まあ、阿部、村田が離脱し、内海も出遅れている。戦力的な現状からは、それも仕方がないというか、むしろよく貯金がまだあるものだ。

昨日のロッテ戦のスタメン。

   中 立岡
   二 井端
   左 亀井
   遊 坂本
   指 高橋由
   右 堂上
   一 坂口
   三 辻
   捕 加藤

これは、シーズン前に原監督が描いていたものとは、大きく違うだろう。

チャンスを得た若手や控え選手に奮起してもらって、ここしばらくは我慢ということか。