7日(日)に、定期演奏会本番が終わって1週間。
11月の定期演奏会に向けて、今週からスタートだ。
新しい曲の譜読み練習。いわゆる「初見大会」である。
しかし・・・。
コンマスのTさんから、事前のメールが。
そして、もう一つ、「初見はだめですよ」。
非常に厳しい指示である。
前記の通り、本番からまだ1週間。
Tさん以前の、従来の浦安オケの初回練習は、文字通りの初見大会と称していた。
前週の本番が嘘のように、出席者も少ない。
打ち上げの酒がまだ残ったような気分のまま、どことなくまったりとした空気。
打ち上げの酒がまだ残ったような気分のまま、どことなくまったりとした空気。
先週はお疲れさまでした、さあ、半年後の次の本番に向けて、ぼちぼち始めますか、弾けるかどうかわからないけど、とりあえずやってみようか的な感じが常だった。
まだ製本もできていないバラの楽譜を譜面台に置いて、時々それがバサっと下に落ちて、順番がわからなくなったりして。
それもまた、本番翌週の風情みたいなところもあったように思う。そんなことを思ってたのは、私だけか?
しかし、とにかく今は違う。
コンマスがそれだけの苦心をしてくれるのだから、我々団員も、指示に対しては真面目に取り組まなければならない。
特に今回はトップだしなあ。トップが製本もしてない、ボウイングも書いてない、というわけにはいかないですよ、やっぱり。
そうは思いつつ、さすがに平日はそうした作業をすることもできず、昨日の土曜日も家事に追われて1日が過ぎてしまった。
ということで、一連の楽譜作業は、練習当日のけさ早く起きて、着手。
まず、ボウイングを記入。
早朝から作業したにもかかわらず、結構時間がかかり、製本まで終わった時には、通常、練習のために新浦安に向けて家を出る時間を30分ほど過ぎていた。
急ぎ、新浦安へ。無事練習には間に合った。
日 時 : 2015年6月14日(日) 13:30~17:00
場 所 : 市内公民館音楽室
指 導 : コンマスT氏
内 容 : 合奏
曲 目 : ウェーバー、ハイドン、サン=サーンス
弦人数 : 7・6・6・3・4
弓の毛 : 無事
場 所 : 市内公民館音楽室
指 導 : コンマスT氏
内 容 : 合奏
曲 目 : ウェーバー、ハイドン、サン=サーンス
弦人数 : 7・6・6・3・4
弓の毛 : 無事
合奏の指導は、コンマスのTさん。
1年半ぶりのトップ席だ。
やはり、参加人数はいささかさみしいが、ヴィオラは、現時点で本番に乗ることが決まっている全員が参加。コンマスの意気込みに応えたものと思う。もちろん、製本していないメンバーなど、いない(危なかった・・・)。
この内、個人的に演奏経験があるのは、「魔弾の射手」だけだ。「軍隊」と「オルガン付」は、初めて。
まず、「軍隊」から。
初めてとは言っても、ハイドンなので、形はつかめる音楽だ。まあ、どこを弾いているのかわからなくなるということはないだろう、という安心感はある。
次に、「魔弾の射手」。
3月に団の有志で演奏したばかりでもあり、余裕を持って弾けた。
休憩の後、メインの「オルガン付」。
今日の初回練習に向けて、やはり一番不安だったのは、この曲だ。
曲自体は、大学時代から聴いている曲で、耳になじんではいるものの、いざ実際の楽譜を見ると、まあこれは。
リズムの難しさが一番の問題だと、かねて思っていた。
いくら練習しても弾けそうにない部分とか、リズムや拍子が飲み込めない部分があったらどうしよう。
初回練習に向けては、あれこれの不安でいっぱいだった。
実際に弾いてみて、果たして大変な曲であった。オケとしても、通らずに止まることが何度もあった。
ただ、幸いにもこの曲、ヴィオラには、経験者が2人もいるのだ!
トップサイドのIsさん、2プルトの表のIrさんだ。隣と後ろから、しっかりした音が聞こえてくるので、落ちることもなく済んだし、ほんとに助かった。
トップサイドのIsさん、2プルトの表のIrさんだ。隣と後ろから、しっかりした音が聞こえてくるので、落ちることもなく済んだし、ほんとに助かった。
とにもかくにも、2つの楽章を弾き終えて、まあ、少なくとも「いくら練習しても」ということはないかな、とは思えた。
これから5ヶ月の練習期間、一所懸命やれば、何とか本番のステージで弾くことはできるだろう、と。
これから5ヶ月の練習期間、一所懸命やれば、何とか本番のステージで弾くことはできるだろう、と。
今日のTさんの合奏は、「指揮者の棒の見方」をテーマに指導が行われた。初回練習という状況だからこそ、指揮者の棒を見る意識を持って練習することが、ためになるとのお話だった。
来週もTさんの合奏。