18日(木)、2018年最初の演奏会に行ってきた。
赤坂の一ツ木町倶楽部でのディナーコンサートだった。
大学オケの1年後輩にあたる、上田昌孝氏から誘いを受けて、出かけた。
店の中は、フレンチレストランとパン屋さんになっている。
上田氏の案内で、4人掛けのテーブルに座る。大学オケ、ヴィオラの2年後輩のO氏、それから、5年後輩のH氏(チェロ。今回が初対面)と一緒の席。
上田氏から、オーナーの三宅伊智朗氏を紹介された。
三宅氏は、大学で上田氏と同期。卒業後は企業に就職され、現在はこの店のオーナーをされているとのこと。上田氏と三宅氏は、在学中に面識がなく、卒業後のつきあいで、現在は、「上田昌孝プレゼンツ」のシリーズが、この店で定期的に開催されているそうだ。
三宅氏は、在学中は軽音楽部に所属しておられたそうだ。軽音楽部の部室は、国立の東校舎、オケの部室と渡り廊下を通じてすぐの場所にあって、よく音が聞こえてきたのを思い出す。当時私もお会いしていたかもしれない。
上田氏の奥様、Mさんも来られていた。当時、大学オケで一緒に演奏していた方だが、三十数年ぶりだろうか、本当に久しぶりにお目にかかった。
演奏に先立って、ディナーコースが供された。
厚岸ガキとほうれん草のグラタン
日高産 エゾ鹿のロースト ポワブラードソース
季節のデザート
美味しい料理を味わいながら、後輩のO氏、H氏とは大学オケの思い出話に花を咲かせた。また初対面でテーブルをご一緒した小早川さんには、日頃の活動などのお話をうかがった。
20:30、演奏開始。
まず、バッハの無伴奏チェロ組曲の第1番を。柳澤氏のソロで。最初のプレリュードの後、第1番の残り5曲のハイライトが演奏された。
ヴィオラって、こんなにいい音がする楽器なんだ! と、日頃の我が身を省みた。
この曲は、僅か6日前、12日(金)に、浦安音楽ホールのバックステージツアーの際、加藤小百合さんのヴァイオリン、市川友佳子さんのヴィオラで聴いたばかりだ。それまで知らなかった曲を、1週間の間に2回聴くとは。
食事と音楽、楽しい時間を過ごすことができた。
同席の小早川さんは、来月、この一ツ木町倶楽部でライブ演奏を予定しているそうだ。都合がつけば是非聴きに来たいものだ。