ふとしたことから、「青のオーケストラ」というマンガを知った。
阿久井真作、裏少年サンデーコミックス。
既刊3巻を買って読んだが、非常に面白い。
千葉県立海幕高校という高校のオーケストラが舞台だ。
県立幕張総合高校のオーケストラ部を取材して描かれているとのこと。
60過ぎた今、主な登場人物が高校生というマンガになじめるのか、と思いながら読み始めたが、音楽やオーケストラの描き方、個々の人物やドラマの設定がよくできていて、一気に読んだ。
続刊が楽しみだ。
音楽マンガと言えば、「のだめカンタービレ」だが、最近は、面白い作品が色々ありますよ。
「のだめ」は、絵から音が聞こえてくるように思える点では、傑出したものがあったが、それに匹敵するのが、石塚真一氏の「BLUE GIANT」、「BLUE GIANT SUPREME」(ビッグコミックス)である。この作品は、本当にすごい。
「青のオーケストラ」にも、そんな作品になってほしいと思う。