naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ワークショップ日誌 10月7日(日)<2>

さて、昼食後は、恒例の温泉タイムである。

文化交流館の向かい側に、「穂の香乃湯」という入浴施設がある。

お弁当を食べて、早々にそちらへ。

ほんとにいいお天気だなあ。

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こちらが、穂の香乃湯。

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ホテルから、タオルとバスタオルを持ってくればよかった。いつも忘れるんだ、これ。フロントで購入。

横島先生始め、オケメンバーたちが、露天風呂に浸かりながら、ブルックナー談義。

風呂上がりに、ソフトクリーム。ビールも買えるんだけど。

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14:00、練習再開。

4楽章の続き。

これで、ひと通り、全楽章の練習ができた。

再び、4楽章の頭に戻る。「この楽章が一番大変なので」と横島先生。

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休憩をはさんで、今度は3楽章。

ここでまた、両版の違いのレクチャー。

16時頃、長めの休憩をとり、16:30から、全楽章の通し演奏となった。

4番以外経験のないブルックナー。前日の譜読みから、長いなー、きついなー、と思いながら弾いてきた。

しかし、この通し演奏では、4楽章あたりで、後ろからホルン、金管の強靱な響きを浴びながら弾くことが、快感に思えてきた。

何だか、ブルックナーの魅力に、だんだん取り込まれてきた感じだ。

この通し演奏では、時間を計った。

1楽章は26分、2楽章はダカーポなしで18分、3楽章は32分、4楽章は33分。

2楽章をフル演奏すると、全曲で2時間近くになる? やはり横島先生のテンポは遅い。

18時半前、この日の練習は終了。

会場のかたづけをして、最後に一本締め。文化交流館を後にした。

ホテルに戻って、20時から、バンケットルームで、宴会と修了証授与式。

パートリーダーが引いたクジで決まった順番に、パート別に呼ばれ、一人ずつ横島先生から修了証を受け取って一言スピーチ。

メンバーの皆さんのスピーチを聞いていると、今回、ブルックナーのワークショップに臨むにあたって、人によって相当受け止め方の違いがあったことがわかった。

ブルックナーが弾けるので嬉しい、楽しみにしていた、という人もいる一方、経験がないので、不安に感じながら臨んだ、といったネガティブ派も多かった。

前回までのブラームス、あるいはその前のベートーヴェンでは、こういうことはなかったように思う。参加者は、ほぼ一様に、その時の作曲家が好きで、弾くのを楽しみに来た、という感じだった。

私自身は、所属オケで一度だけ弾いた4番では、少なからず苦心したので、今回の8番には身構えつつも、自分のオケではおそらく今後とりあげることがなさそうな曲なので、貴重な機会と思って参加した。

参加してみての感触は、前記の通りで、大変は大変だが、それなりに楽しかった、というところだ。

22時過ぎ、閉会。

有志は、前夜同様に魚民での二次会に移動したが、私は参加を見送って部屋に戻り、楽譜にガイドを書き込むなどの作業をした。

その後、テレビで凱旋門賞を観た。武豊騎乗のクリンチャーは残念な結果だった。