10月7日(日)、ワークショップ2日目。
9月は台風続きの日本。
この3連休に向けても、数日前の予報では、またまた台風の接近が心配されたが、当初の予報よりも北寄りの進路になったため、長野県には影響がなく、いいお天気になった。
8時半、ホテルをバスで出発し、佐久市交流文化館浅科に向かう。
9:20、練習開始。
この日からの参加者も多く、ずいぶん人数が増えた。
3楽章から。
個人的には、練習記号Dの後、67~68小節目のホルンのメロディで、加山雄三の「旅人よ」の、「やがて冬がつめたい・・・」の部分を思い出す。これは昔からだ。ブルックナーの小節の変わり目の音の下降と、「旅人よ」の「つ」から「め」の下降の共通性。キーが同じFdurであることから。
音を出した後、今日もレクチャー。
前日夜に配られた、ノヴァーク版とハース版のスコアを並べて、いくつかの箇所について、見比べて違いを探した後、実際に音を出してみた。
休憩の後、4楽章。
4楽章についても、レクチャーと、両版の比較、数箇所。
ノヴァーク版とハース版があることは、学生時代から聞いていたが、実際にどういう違いがあるのかは、まったく知らなかったので、大変興味深かった。
横島先生としては、どちらが正しいという見解は言われなかったが、今回のワークショップで勉強し、演奏するにあたっては、ノヴァーク版ではカットされた箇所が生かされているハース版を選択した、ということのようだった。
12:25、午前の練習終了。14:00の練習再開まで昼休みとなった。
お弁当。