naokichiオムニバス

67歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

【ネタバレご注意】2019.6.27 小田和正さいたまスーパーアリーナ公演<3>

「注釈付き」の座席でのライブ観賞。

ステージのメンバーは、予想通りで、堀沢さんと徳高さんだけが見えた。栗尾さんの左手が時々見えるかと思ったが、見えているキーボードの音域は使われなかったようだ。

小田さんその人は、花道を動くので、充分目にすることができた。また、花道の先端は、上手側だけでなく、下手側も私の席からの視界にぎりぎり入ったので、ここに小田さん、あるいは稲葉(政裕)さん、有賀(啓雄)さんが立った時は見えた。

日頃、小田さんのライブでは、遠目であっても生の姿を追って見るようにしており、ビジョンの画面は補助的に見ているのだが、この日ばかりはそうもいかない。ビジョンをメインに見た。でないと、木村(万作)さん、栗尾さん、金原(千恵子)さん、吉田(翔平)さんの演奏姿を見ることができないのだから。

一方、この席でも、音響的には不満がなかった。四日市の初日、弦の聞こえ方に不足を感じたのだが、あれに比べればずっとよかった。

いずれにしても、ともかく。

このさいたまスーパーアリーナで、ほんの1週間ほど前には想定もしていなかった、ライブに接することができただけでも、幸せなことだと思った。

最初の「会いに行く」(だったと記憶する)では、ハート型をした紙吹雪が舞い落ちた。これは、これまでになかった演出だ。

「たしかなこと」の後のMC。

「昨日も来られた方は、「あ、小田さん、昨日と同じ服だ。きっと急いで洗濯したんだ」と思われているかもしれませんが、同じ服を2セット持っているのであります」。たぶん、映像収録があるので、そうしたのだろう。

「昨日は階段でこけまして」という話もしていた。アリーナ席に降りる時だろうか。

「秋の気配」。イメージとしては、アコースティックの静かな曲なのだが、この演奏だと、ドラムの音がとても効果的だと思う。

「小さな風景」。同様に、うるさい曲ではないが、エレクトリック・ギターの響きがとてもいい。

ピアノはヤマハ。私が行った限りでは、今次ツアー、スタインウェイを見なかった。

「Yes-No」。終盤、「君を抱いていいの」が連呼されるところでは、ギター、弦、ドラムの順に合いの手のソロが入る形で、ビジョンにも映し出された。

「坂道を上って」。稲葉さんの重厚なギターがすばらしい。しかし、やっぱりこの曲に手拍子はいらないと思う。

ラブ・ストーリー・・・」、「キラキラ」の2曲で、いつものように場内を一周。しかし、この会場は広い。スタッフに誘導されながら、アリーナ席の中、またスタンドの縦通路も上下しての一周の過程で、小田さんはだいぶ走った。自ら走ったというより、スタッフに走らされた感じだった。

「明日」のギター持ち替えは、いつもながら大変効果的だ。

「この道を」の後、本編最後のMC。

今日は、演奏していて、一瞬ここがどこなのかわからなくなる時が何度かあった、との話。それは、別にさいたまスーパーアリーナがどうこうということではなく、この場に参加したかった、全国にいる人たちの気持ちが届いてきたからではないか、と思う、と言いながら、小田さんが言葉を詰まらせた。ツアーの最終公演ではないのだが、何かの思いがあったのだろう。

その後、「先のことはわかりません」と、いつもの言葉があったが、さらに「でも、またいい曲を書いて・・・」というような発言が続いた。

1回目のアンコール、「hello hello」は、最初の方で、歌とバンドがちょっとずれた。すぐ持ち直したが。

そしていよいよ2回目のアンコール。暗闇の中で、鞄に入れてあったサイリウムをさぐる。

何か、ちょっと緊張する(笑)。

前説で前もって見ていた合図がビジョンに出ると、一斉に場内が光で満たされた。前日と違ってフライングはなかったようだ。

「やさしい夜」。サイリウム演出にはぴったりだ。

そして、全員でのアカペラ、「また会える日まで」。それにしても、この曲、小田さん、難しいコーラスを書くなあ、といつも思う。

いつもならこれで終わりなのだが、前記の通り、歌い終わったメンバーが、また配置につき、場内がどよめく中、「会いに行く」が演奏された。

ところで、今回の小田さん、歌にもピアノにも少なからずミスがあった。バンドの演奏は、いつもながらの水準だったのだが。

2日にわたって映像収録が行われたわけだが、商品化されるんだろうか。

序盤、「たしかなこと」で、ちょっと歌い間違いがあり、場合によっては、後で撮り直しのためにもう一度演奏する、とかあるのかな、と思ったのだが、以後も、それを言い出したらきりがない、というミスがいくつも続いた。

2日分を編集することは可能なのだろうが、果たして、大小の傷がある収録映像の使用について、小田さんのジャッジはどうか?

尚、今回の公演では、アリーナに降りても、聴衆にマイクを向けて歌わせる場面がほとんどなかった。商品化を意識してのことかと思う。

終演後、千葉まで帰れないではなかったが、翌日朝にかけて暴風雨の予報でもあり、会社の近くのホテルに泊まることにしていた。

さいたまスーパーアリーナは、場内の通路が広いので、退出もスムーズだ。武道館の通路の3倍くらい広いのではないだろうか。記憶にあるところでは、マリンメッセ福岡が、同様に出やすい。

出た後も、駅まで近いし。

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高崎線から埼京線を乗り継いで、西新宿のホテルの部屋に入るまで、終演から1時間10分だった。四日市初日の帰りの苦労を思い出した。

ホテルに持ち帰ったサイリウム。もう光っていなかった。

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