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中丸三千繪ソプラノ・リサイタル

6月29日(土)、神奈川県立音楽堂で行われた、中丸三千繪さんのリサイタルを聴きに行った。

妻の希望でチケットを買い求めた。

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我々の席は、11列14番、15番。1フロアのホールである。

このホールに来るのは、確か初めてだと思う。昨年4月から改修工事のため休館していたが、6月1日にリニューアルオープンしたとのこと。

世界的な外来アーティストにも愛されてきたホールなのだそうだ。

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日頃、ピアノ伴奏による独唱、というジャンルの演奏会には、まず行かない。

その昔、中学、高校の頃、木更津音楽協会の演奏会に通っていた時は、中沢桂、あるいは瀬山詠子と言った、著名な声楽家のリサイタルが、しばしば企画され、聴いたものだが、大学以降は、ほとんど行っていない。

最後に行った、同種の演奏会は、もう30年以上前になると思うが、フレデリカ・フォン・シュターデの来日公演だったと思う。武蔵野市民文化会館だった。

そんな中、実に久しぶりの声楽リサイタル、中丸さんの透き通った歌声を楽しんだ。

「ルサルカ」の「月に寄せる歌」が、特によかったと思う。

ヴェルディでは、中丸さんが下手側から客席に現れ、歌いながら客席内の通路を一周してから、ステージに上がって歌い終えた。思わず「あなたは、小田(和正)さんか?」とつぶやいた。

個人的には、ピアノのテンポ感、ニュアンス、音量などに疑問を感じる時があったが、既に8年以上コンビを組んでいるそうなので、これは中丸さんの好み、趣味によるものなのだろう。

MCでの話によると、前日は、大阪のG20サミットの文化行事で歌ったとのこと。さすが、日本を代表する歌手ですね。

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