naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

浦安シティオーケストラ練習日誌<2023.3.17> トレーナーによる合奏、コンチェルトのソロ合わせも

17日(日)、午前中の浦安ユースオーケストラの練習が終わり、午後からは浦安シティオーケストラの合奏。

 

日 時 : 2024年3月17日(日) 13:30~16:30
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : トレーナーK先生
内 容 : 合奏
曲 目 : コンチェルト(1~3楽章)、ローマの謝肉祭、悲愴(1・2楽章)
弦人数 : 7・10・6・7・2

 

前週に続いてトレーナーK先生の指導による合奏。

 

最初は、チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト。

代奏ソリストがついての合わせだった。ソロは、ヴァイオリンのTさんのご子息(午前のユースの合奏にも参加されていた)。代奏をお願いするのは2回目。

1楽章から3楽章までを通した後、K先生がバランスで気になったと言われるところを中心に、ポイントのみ楽章順に返した。

ヴァイオリン・コンチェルトの場合、オケがソロを消してしまいがちだ。以前、コンミスYさんから、その点を注意するようにと、団内にメールが流れたこともあり、音量には毎回気をつけている。ffと書いてあってもせいぜいmfくらいで弾いているのだが、もう少し弾いてもいいかもしれない。オケのみtuttiや、ソロとのからみ方をもう少し研究したい。

また、K先生から重要な指摘を受けた。「皆さん、ソロを聴き、指揮を見るように心がけているのはよくわかるが、オケ内部で左右の音を聴けていない。仲間を聴く耳を持って下さい」とのことだった。「仮にオケが合った状態でソロとずれても、それも正解とも言える」。なるほど。今後心がけたい。

 

続いてベルリオーズの「ローマの謝肉祭」序曲。通した後、練習番号10のところだけ返し練習した。

 

休憩後は、チャイコフスキーの「悲愴」。

まず1楽章。通した後に曲頭に戻って返し練習。

毎回苦心する主部アレグロ・ノン・トロッポ、今回も色々指摘を受けた。

1つ言われたことができても、別の指摘を受ける。最終的には何度弾いても同じようにできないといけないのだが、それには依然としてほど遠い。

「悲愴」を弾くのは、浦安シティオーケストラでは3回目。他のオケも含めると確か5回目になるのだが、ここがこんなに問題とされた記憶がない。

指導者やコンミス始め周囲の視線が痛いが、とにかく練習するしかない。

(この箇所関連で、前々回のY先生の高弦分奏でアドバイスをいただいたフィンガリングを初めて試した。もう少し練習したらうまくできそうだ)

 

続いて2楽章。これも通してからの返し練習。

中間部の強弱のつけ方について、指導があり、学ぶところが大きかった。

 

次回24日(日)は、1ヶ月ぶりに本番指揮者K先生の合奏である。

 

※練習往復に聴いた音楽

    沢田研二 Julie Special ~沢田研二シングルA面コレクション~

    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

       ユジャ・ワン=ドクダメル=ロサンゼルス・フィル

    チャイコフスキー 悲愴

       ムラヴィンスキーレニングラード・フィル

 

浦安ユースオーケストラ練習日誌<2023.3.17> 全曲合奏

17日(日)は、午前が浦安ユースオーケストラ、午後が浦安シティオーケストラの練習だった。いずれも練習会場は美浜中学校武道場

 

まず9:30からユースの練習。本番指揮者S先生の指導による合奏である。

30日(土)に本番を予定する定期演奏会ヴィオラは、ユース団員の参加がなく、トレーナーのS先生、浦安シティオーケストラ団員・元団員の賛助、計4人の大人でまかなうことになっている。S先生は今回の練習は不参加で、3人で臨んだ。

 

最初は、ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

ユースの皆さんも練習を重ねて、だいぶ仕上がってきた感じがある。S先生からもおほめの言葉があった。

 

続いて「アラジン」組曲。この曲は、個人的には今年に入ってから参加した練習ではとりあげられていなかったので、久しぶりだ。

一度通したところで休憩となり、休憩後、返し練習。

ひと通り弾いて曲に慣れるチャンスが得られてよかった。

 

続いてアンコール曲。

この曲は、楽譜をもらっただけで、これまで参加した練習では弾いていなかったので、これもどんな感じかわかってよかった。

 

次に、ドヴォルザークの「新世界」第4楽章。

最後に弦だけで、モーツァルトのK136のディヴェルティメントの第1楽章。

 

他にもユースメンバーだけで演奏する曲があるらしいが、賛助メンバーとして弾くすべての曲をひと通り弾くことができてよかった。

 

ユースの皆さんは、ワーグナーのみならずどの曲も仕上げてきている。

「アラジン」とアンコール曲は、過去にも何度か演奏しているようで、慣れているようだ。個人的には、モーツァルトワーグナードヴォルザークは、弾き慣れている反面、初めての「アラジン」とアンコール曲が、2週間後の本番に向けては課題だ。

 

次回練習は、29日(金)のGPである。

 

 

 

 

似てる人93

新入幕の先場所に続いて大活躍の大の里(昨日は全勝の尊富士との対戦に敗れた。物言いがつかなかったのが大いに疑問)。

 

その大の里を観ていた妻が、「大谷(翔平)に似てるね」という。

何日か前から私も同じことを思っていた。

身体の大きさもそうだし、顔立ちもどこか共通する雰囲気がある。

 

 

見事な虹

今日20日(水)は、市川市文化会館に千葉県少年少女オーケストラの公開リハーサルを聴きに行った。

 

予報では午後から雨とされていたが、16時過ぎに会場を出た時は幸いにも降っておらず、本八幡駅に向かったが、もう着こうかというところで降り始め、SHAPOに駆け込んだ。

 

千葉駅に着くと、結構降っている。

バスに乗って帰宅すると、夕陽が西からさしこんでいるが、雨は降っている。

 

空を見たら虹が出ていた。二重の虹だ(写真では外側の虹が見づらいが)。

 

久しぶりにきれいで見事な虹を見た。

クァルテット・エクセルシオ×カルテット・プリマヴェーラ

16日(土)、第一生命ホールで行われた、クァルテット・エクセルシオとカルテット・プリマヴェーラのジョイントコンサートを聴きに行った。

 

 

 

●クァルテット・エクセルシオ×カルテット・プリマヴェーラ

日 時 2024年3月16日(土) 13:30開場 14:00開演

会 場 第一生命ホール

弦楽四重奏 クァルテット・エクセルシオ、カルテット・プリマヴェーラ

曲 目 ハイドン 弦楽四重奏曲第79番ニ長調「ラルゴ」 ※エクセルシオ

    チャイコフスキー 弦楽四重奏曲第1番ニ長調 ※プリマヴェーラ

    メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲変ホ長調 ※合同演奏

    [アンコール] メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲変ホ長調 第4楽章

 

2日(土)に、うらやすシンフォニエッタの発表演奏会本番が終わったが、指導をいただき、本番後の打ち上げでもご一緒したクァルテット・エクセルシオの先生方に、2週間ぶりに会いに来た形だ。

開場を待っていると、うらやすシンフォニエッタのチェロのHさんと遭遇。「シンフォニエッタロス」だとおっしゃっていた。

 

こちらはプログラム冊子。

 

クァルテット・エクセルシオが主催する公演、1シーズン分の共通プログラムである(従って、既に持っている)。

各演奏会のプログラム以外にも、メンバーの座談会や活動報告が載っている。

 

コンテンツの1つに、クァルテット・エクセルシオがレジデンシャルアーティストを務めるJ:COM浦安音楽ホールでの活動報告もある。

ここには、昨年のうらやすシンフォニエッタの発表コンサートも載っている。

きっと来年度版には、2週間前の本番も載るだろう。

 

私の席は1階4列14番。

 

最初は、クァルテット・エクセルシオハイドン

4月に受講する室内楽セミナーでは、クァルテット・エクセルシオの先生方の指導を受けるが、受講曲の1つにハイドンの「ひばり」の第2楽章を選んだ。

偶然にも、先生方の演奏でハイドンの(別の曲ではあるが)全曲を聴けるのが大変嬉しかった。

(開場前に偶然お会いしたHさんも、室内楽セミナーを受講されることがわかった)

「ラルゴ」、演奏が大変すばらしかったのは言うまでもないが、それ以前に、ハイドンの音楽の魅力を改めて感じた。ハイドンって、あざやかだよねえ、すごく。

西野(ゆか)先生の音がとてもきれいだった。ハイドンはやっぱりファースト・ヴァイオリンの輝きが魅力だ。

 

 

続いて、カルテット・プリマヴェーラチャイコフスキー

こちらは全員女性で、大変若い。メンバー全員が桐朋学園大学で、在学中の2021年に結成されたとのことで、クァルテット・エクセルシオFacebookページによると、この演奏会の前日リハーサルの日が、卒業式だったのだそうだ。

クァルテット・エクセルシオは今年が結成30周年になると聞いている。先生方の結成当時を想像した。

カルテット・プリマヴェーラは、ヴィオラが中配置。

曲の違いが大きいのだろうが、音が大きく感じる。アグレッシブな演奏だった。

クァルテット・エクセルシオハイドンは、1つの楽器が音楽を響かせているように聞こえた。それに対してこちらは、4人がそれぞれの音楽をめいっぱいに響かせているような感じがした。外に向かう圧力のようなものを強く感じた。

(求心力がないとか、バラバラだとかそういう意味ではない。そのような論評ができるはずもない)

チャイコフスキーの音楽は、今、浦安シティオーケストラで、ヴァイオリン・コンチェルトと「悲愴」にとりくんでいる。そんな中、別の曲種である弦楽四重奏を聴いて、やはり同じチャイコフスキー、とても音楽が緻密だし、やはり音階で音楽を作っているなと感じた。

 

休憩15分。

 

後半は、合同演奏で、メンデルスゾーンのオクテット。

2020年1月に、J:COM浦安音楽ホールで行われた、クァルテット・エクセルシオとソトリング・クヮルテットARCOのジョイントの時、メインがこのオクテットだった。

 

下手から順に、PPEEPEPEという並び(P=プリマヴェーラ、E=エクセルシオ)。

4年ぶりに実演で聴いて、やはりいい曲だと思った。

弦楽四重奏×2」ではなく、弦楽八重奏。8人の奏者が担うそれぞれの役割が、聴いていて面白い。

2つの四重奏団が、張り合うとか競うとかではもちろんなく、8人一体となった融合の響きが美しかった。

第3楽章から第4楽章は間を置かずに演奏された。

(第4楽章、途中で出てくるメロディに、ヘンデルの「ハレルヤ」の「And He shall reign for ever and ever」を思い出す)

チャイコフスキーでも印象に残った、プリマヴェーラのファースト・ヴァイオリン、石川未央さんのつややかで迫力のある音が大変魅力的だった。

 

この八重奏曲、弾いてみたいと思ったが、かなり難しそう。何年か後に、先生方が、うらやすシンフォニエッタの曲目に入れてくる可能性もあるだろうか。でも指揮者なしで8パートの弦楽合奏は厳しいかな。

 

アンコールには、第4楽章がもう一度演奏された。

 

エクセルシオの先生方には、来月の室内楽セミナーでまたお目にかかる。

結成30周年の新シーズンの予定ももりだくさんのようだ。また色々聴きに行きたい。

(21日(木)に、結成30周年の記者会見が開かれるとのこと)

コルシカ音楽祭~コルシカの風~

12日(火)、Hakuju Hallで行われた、古澤(巖)さんの「コルシカ音楽祭~コルシカの風~」を聴きに行った。

コルシカ音楽祭のツアーは、以前から行われていたと記憶するが、聴きに行くのは初めてだ。チケットは2枚買い求めていたが、直前になって妻がやや体調を崩し、1人で行くことになった。

 

夕方、折からの強い雨の中、家を出て、京葉線日比谷線、千代田線を乗り継いで代々木公園駅からHakuju Hallへ。

 

入場時にもらった絵ハガキのようなセットリスト。

 

●コルシカ音楽祭~コルシカの風~

日 時 2024年3月12日(火) 18:30開場 19:00開演

会 場 Hakuju Hall

出演者 古澤 巖(ヴァイオリン)、ベルトロン・セルヴェラ(ヴァイオリン)、

    ステファン・プティジャン(ピアノ)、

    ジャン・オリヴィエ・バケット(コントラバス)

曲 目 皆楽しんで!

    蛇使い

    フランス映画の星

    オペラファンタジー決闘

    Lopezメドレー

    5つの小品

    オッフェンバッハメドレー

    闘牛士

    マリッツァ伯爵夫人

    [アンコール] チャップリンメドレー

 

我々の席はC列6番7番。7番に座って6番に荷物を置いた。

 

コルシカ音楽祭というのは、毎年夏にフランスのコルシカ島の山奥で2週間開催されている催しらしい。古澤さんがこの音楽祭と接点を持つ機会があり、このような演奏会を日本で開くことになったようだ。

 

編成は、ヴァイオリン2本、コントラバスとピアノのピアノ四重奏。

 

全員黒っぽい服上下。古澤さんも同じような衣装で、いつもヴァイオリンを構える時に使っているスカーフは、珍しく無かった(上の写真では使っているが)。

 

  ↓ この写真は、古澤さんのFacebookページから転載させていただいた。

 

ドイツとフランスの映画の音楽で構成される「皆楽しんで!」と、コミカルな「蛇使い」が続けて演奏された。

以後、曲間は古澤さんのMCで進行。

 

コルシカ音楽祭は、今年の夏で20周年になるが、その一夜をお届けする。

ダンスホールやキャバレーに迷い込んだような、古き良き時代の時間を過ごしていただきたい。

そんなお話だった。

 

レイモン・ルフェーブルなどのフランス映画のメドレー。

 

ピアノのステファン氏が、クルト・マズアに似ているな、と思いながら聴いた。

 

今日はこんな感じの曲ばかりです、と古澤さん。

 

続いてメンバー紹介。そのピアノのステファン氏が、全曲の編曲を担当されているのだそうだ。

また、ヴァイオリンのベルトロン氏が、このユニットのボスであり、コルシカ音楽祭のボスでもあるとのこと。

 

次はオペラのメドレー。

カルメン」の「アラゴネーズ」で始まり、「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲などが続き、最後はまた「カルメン」の「ジプシーの歌」で閉められた。

 

ステファン氏は、オペラの指導の仕事もしているので、この曲の譜面にはほとんど何も書いていないのだそうだ。

 

コルシカと日本、島国同士のコネクションを試みるということで、「荒城の月」とコルシカ民謡のメドレー。

「荒城の月」は、最初古澤さんの無伴奏ヴァイオリン1本でスタート。開放弦を結構使っていた。やがてヴァイオリン2本になり、tuttiへ。

続くコルシカ民謡は、手拍子も出る賑やかな音楽。音楽祭の最終日はこういう曲で踊り狂うのだとのこと。

 

第1部の最後は、フランシス・ロペスのメドレー。ロペスという人はオペレッタをたくさん書いた人らしい。

 

休憩15分。

 

第2部最初は、ショスタコーヴィチの5つの小品。ショスタコーヴィチが書いた映画やバレエの音楽をまとめたものだという。

どれも純粋に楽しい音楽だった。ショスタコーヴィチ特有のシニカルなところがない。

機会音楽に徹したという感じだ。最後は、シュトラウスポルカのような音楽だった。

 

オッフェンバックオペレッタのメドレー。10曲で構成。

 

最初の曲から、ボスであるベルトロン氏のパフォーマンスが楽しかった。時に声を出し、時に踊り、時に客席に下りるなどしながら、ステージを演出した。

古澤さんによると、僕にはできないことばかり、だという。

 

2部最後は、「闘牛士」と「マリッツァ伯爵夫人」が続けて演奏された。「闘牛士」は「エスパニア・カーニ」で始まるスペイン風の音楽、「マリッツァ伯爵夫人」は、チャルダッシュの連続のような音楽だった。

 

アンコールには、チャップリンのメドレー。

再度のカーテンコールはなく、あっさり終演。

 

大変楽しい演奏会だった。

古澤さんは、毎年複数のツアーを行っている。

「ヴァイオリンの昼と夜」は、金益研二さんとのヴァイオリンとピアノの二重奏。

「品川カルテット」は、弦楽四重奏

ベルリン・フィルハーモニックストリングス」は、ピアノ五重奏。

バロックの昼と夜」は、ヴァイオリンとバロックチェロの二重奏。

山本耕史を迎えての音楽劇などもやっている。

それぞれ内容の異なる演奏会は、古澤さんならではのもので、毎年そのいくつかを聴いて楽しんでいる。

「コルシカ音楽祭」は、そのどれともまた違う世界。楽しさという点では一番かもしれない。

 

妻が来られなかったのが誠に残念。おそらく来年もまたこのツアーはあるだろうから、是非また聴きたいものだ。

 

外に出ると、意外にも雨はやんでいた。

 

古澤さんの演奏会、5月には金益さんとのデュオを聴きに丹波篠山に行く予定。

 

 

 

 

ちばマスターズオーケストラ練習日誌~合奏練習

14日(木)は、ちばマスターズオーケストラの合奏練習。

前回、2月29日(木)の弦分奏は、石田組×鈴木愛理の演奏会に行ったため欠席。

2月22日(木)の合奏以来の参加だった。

 

新小岩で下りるべきところ、寝ていて浅草橋まで乗り越してしまって折り返した。昼食は吉野家で急ぎ済ませ、練習には何とか間に合った。

 

日 時 : 2024年3月14日(木) 13:00~16:45
場 所 : 江戸川区総合文化センターリハーサル室
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏
曲 目 : メンデルスゾーン(1~4楽章)、ワーグナー(愛の死)、

      ラフマニノフ(3・2・1楽章)
弦人数 : 4・7・6・3・0

 

ヴィオラは、Hさんが欠席で6人が参加。

 

毎回合奏で使う江戸川区総合文化センターのリハーサル室は、天井部分から日が差し込む。晴天の日はなかなか気持ちがいいが、夏は暑いんじゃないだろうか。開閉できるのかな。

 

練習冒頭、ファゴットの見学の方が紹介された(見学とは言っても楽器を持って合奏に参加)。紹介の中で、「70代だそうです」との話に、周囲から「それはお若い」の声。

70代で若いんなら、当方まだ60代は小僧っ子だね。

 

本番指揮者K先生の指揮で、メンデルスゾーンの「スコットランド」からスタート。

1楽章から4楽章まで、止めながらの練習だった。

6月の本番までの練習期間、そろそろ中盤だが、個人的には初めて弾くこの曲、だんだん飲み込めてきた。楽章ごとにタイプの違う音楽で、なかなかやり甲斐がある。

今のところ、3楽章が一番好きかな。4楽章も、もっとさらってパリッと弾けるようになりたい。

 

休憩の後、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死。今回は、「愛の死」に絞った練習だった。

前半部分を通してから冒頭に戻って返し練習。以後、曲尾まで、細切れに止めながらの練習となった。

ポイントになる調性やハーモニーをオケに理解させるための練習だった。パートを取り出して和音の確認。この曲では、3拍目に局面が変わるところが多いとのお話もあった。今回の本番はソリストがつくが、歌われる歌詞についても説明があった。

 

再度休憩の後、ラフマニノフのピアノ・コンチェルトの2番。

3楽章から楽章をさかのぼる形で練習した。

2楽章は、ずいぶん久しぶりなので、「間を空けすぎましたね」とK先生。忘れているところがたくさんあるので、この楽章は次回時間をとってやり直すことになり、残る時間は1楽章を飛ばし飛ばし途中まで練習した。

 

次回、21日(木)は弦分奏。

 

帰りに稲毛駅で下りてパン屋に立ち寄ったら、レジの若い女性が私の楽器を見て、「それ、ヴィオラですか?」と話しかけてきた。「前、ヴィオラを弾いていたんです。ヴィオラって、人が少ないですよね」。

また、やられるといいですね、と言って会計を済ませた。

 

※練習往復に聴いた音楽

    モーツァルト フィガロの結婚

       アバドウィーン・フィル