5日(月)、会社からの帰り道、妻からLINEが入った。
JR千葉駅の東口改札の外の通路に野鳥が迷い込んで滞在しており、糞や羽の落下があるので、気をつけるようにテレビで言っていた、との情報だった。
フクロウみたいな鳥だとのこと。
その日は、通勤定期券を購入するために、千葉駅のみどりの窓口に寄って行くつもりで電車に乗っていた。
そのみどりの窓口は、まさにその鳥が滞在しているという、券売機付近からそごうの方へ抜けて行く通路にあるのだった。
そんなことだったら避けて帰ろう、というわけにいかないのだ。
東口改札を出て、恐る恐る行ってみた。さて、どんな具合か・・・。
まず目に入ったのは通路床に並べられているカラーコーン。
おお。
ということはこの上方にいるわけだ。
カラーコーンが置いてあるゾーンの外側、離れたところまで行って見上げてみると、いましたっ!
あれか。小さいけど確かにフクロウみたいな感じの鳥が。
飛び回っているというわけではなく、じっと止まっているので、距離を保ったまま、みどりの窓口の方へそーっと向かった。
ところが。
みどりの窓口、閉まってるじゃないですか。
貼り紙を見ると、新型コロナウイルスの影響で、今は19時に閉店とのこと。
えー、そうなの? 知らなかった。
だったら危険を冒してここに来なくてもよかったのに。
と思いつつ、改札の方へ戻りながら上を見たら、件の鳥は、その間に飛んだようで、最初に見た時とは違うところに止まってました。
後にネットのニュースで得た情報によると、この鳥は、2日(金)に迷い込んできたそうで、野鳥の場合は保護捕獲ができず、自然に出て行くのを待つしかないとのこと。
↓ こちら。
その後、千葉駅のこのあたりには行っていないのだが、まだいるんだろうか。
<追 記>
8日(木)、ネットのニュースで、この鳥が結局死んだとの情報を得た。
「この鳥は、タカ科のツミという野鳥。5日(月)夜、床の上で弱っているツミを利用客が発見。駅員が段ボールの中に保護したが、6日(火)朝、死んでいるのが確認された」とのこと。
つまり、私が見て上の写真を撮って間もなく床に落ちて保護されたのか。
本人(鳥)にしてみれば、思いがけず逃げ出せないところに入り込んでしまって、命を落としたということにんある。
かわいそうに。