マウントあさま管弦楽団のオーストリア(ウィーン、リンツ)演奏旅行は、当初予定の2020年6月から、延期が3回繰り返され、今年10月になった。
会社業務の都合上、この延期日程だと参加できないので、残念だが不参加を決めた。
マウントあさま管弦楽団オーストリア公演3回目の延期と不参加決定
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2022/03/06/194110
23日(水)、オケの事務局Hさんと、旅行会社に正式に不参加の連絡を入れた。
2020年3月、こんなことになるとはまだ思っていなかった頃、往復の飛行機は手荷物の持ち込みサイズが厳しく、ヴィオラについても縦横厚さを測られて、サイズオーバーであれば料金をとられるとの情報があった。
実際、同じ2020年3月、このオーストリア公演の練習を途中で抜け、楽器を持ったまま長崎へ旅行に出かけたことがあるが、この時は、楽器用に1人分の座席を確保した。
長崎旅行<1> 3/20(金) オケ練を中座して長崎へ移動
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/04/26/181951
長崎旅行<4> 3/23(月) 帰京
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/04/26/191240
家にケースは3つあるので、寸法を測ってみたが、どれもサイズオーバーになる。
どうしたものかと旅行会社に相談したところ、通常サイズのケースを加工してサイズダウンしたものを備品として持っており、それを借りられることになった。
その現物が届いたのが2020年3月。
こういうケースである。
先端部分が短く加工されている。
縦横厚さの合計が115センチで、機内持ち込みOK。
私の楽器を入れてみると、無事に入ったので、ありがたく借りることにした。
ただ、楽器は入っても弓が入らない。そこで、楽器を買った店であるシマムラストリングス秋葉原で、弓だけを入れるケースを購入した。
弓の毛替え依頼
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/03/16/225432
準備万端、と思っていたのだが、新型コロナウイルスの感染状況の急激な悪化に、公演旅行は1年延期となった。
結果、さらに2回延期されて今年10月になるのだが、この間、参加不参加は決めかねていたので、借りたケースはそのまま持っていた。
今般、いよいよ不参加を正式に決めたため、結果的に丸2年家に置いてあったこのケースを返却することになった。
着払いで送ってもらえれば、という話はもらったものの、このケースをきれいに梱包するだけの技量がない。持って行きます、と伝えて、今日29日(火)、返しに行った。
担当の方が在社されていたので、無事に返すことができた。
無事に返せてよかったと喜んでいいのかどうか、いささか複雑なものがあるが。
とにかく一つ区切りがついたとは言える。