日 時 : 2022年4月3日(日) 9:00~12:00
場 所 : Wave101市民練習室
指 導 : 弦トレーナーK先生
内 容 : 弦分奏
曲 目 : 悲劇的序曲、ドッペルコンチェルト(1~3楽章)、新世界(1~4楽章)
弦人数 : 7・7・6・8・3
弓の毛 : 無事
今日3日の練習は珍しく午前。弦分奏である。
指導は弦トレーナーのK先生(新日本フィルハーモニー交響楽団チェロ)。K先生には弦セクションの指導をいただくだけでなく、指揮者としても本番を振っていただいている。また、今回の定期演奏会では、先週の高弦分奏の指導者だったY先生とともに、ブラームスのドッペル・コンチェルトのソリストをお願いしている。
このところずっとお休みされていたヴィオラのSさんが復帰。17日(日)の練習から復帰とメールで聞いていたので、顔を合わせた時はびっくりしてしまった。
個人的には、会うのは2019年の年末以来。以後はSさんがお休みだったり、こちらが降り番だったりで2020年、2021年は会っていない。本当に久しぶりだ。嬉しい。
曲順に練習した。
まず、ブラームスの「悲劇的序曲」。
K先生のお話では、この曲は、依頼で作曲することが多かったブラームスが、依頼作品である「大学祝典序曲」を作曲している時に、珍しく自分からそれと性格の異なる序曲を書きたいと思って作曲した作品なのだそうだ。
それだからか、この曲をブラームスの最高傑作と称されることも多い。
作曲当時のウィーンは、ブラームス派とブルックナー派に二分されていたが、ブルックナー派さえも、この曲だけは評価したとのこと。
先生からは、だらしなく弾かないこと、との注意。ブラームスというととかく重いイメージがあるが、音楽的には決して重くない。スリムな音楽だとのこと。
引き続き、ドッペル・コンチェルト。1楽章を練習したところで休憩をとり、その後、2楽章、3楽章と進んだ。
このコンチェルトでK先生の好きな演奏のお話があった。オケが完璧なのは、セル=クリーヴランド管(オイストラフ、ロストロポーヴィチの盤)。全体として好きなのは、フランチェスカッティ、フルニエ=ワルターの盤だとおっしゃっていた。
続いて、ドヴォルザークの「新世界」。
本番では、コンチェルトの後、「新世界」は、K先生がY先生ともどもオケに入って弾いて下さることになった。
1楽章から楽章順に、要点を拾いながら練習した。
ドヴォルザークでは音の長さが大事だとのお話があった。基本的には音は短く、とのことだった。
来週の練習は弦がお休み。
翌週、17日は、いよいよコンチェルトの初めてのソロ合わせである。同日はそれと別にヴィオラのパート練習も予定している。
※練習往復に聴いた音楽
JUJU ユーミンをめぐる物語
オフコース JUKTION
オフコース as close as possible