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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

Off Course Classics Concert 2022・6・30 -in Budokan- <1>

6月30日(木)、日本武道館で行われた「Off Course Classics Concert 2022・6・30 -in Budokan-」に行ってきた。

 

●Off Course Classics Concert 2022・6・30 -in Budokan
日 時 2022年6月30日(木) 17:30開場 18:30開演
会 場 日本武道館
音楽監督・指揮 服部隆之
管弦楽 オフコース・クラシックス・オーケストラ
歌 唱 稲垣潤一辛島美登里CHEMISTRYさかいゆう佐藤竹善
    ソン・シギョン中川晃教NOKKO、Ms.OOJA、矢井田瞳

 

「Off Course Clasiics Concert」は、オフコースの楽曲を、服部隆之氏によるオーケストラ・アレンジにより様々な歌手が歌うもので、2019年、アルバム「Off Course Classics」がリリースされたのを機にスタートし、定期的に開催されている。

 

   ※Off Course Clasiics Concert公式サイト

    (過去のコンサートやアルバムのアーカイブもあり)
       https://offcourse-classics-concert.jp/

 

昨年12月、大阪のザ・シンフォニーホールで行われた公演を聴いた。この時は、稲垣潤一辛島美登里佐藤竹善鈴木雅之NOKKO三浦祐太朗、Ms.OOJAが歌った。

 

今回のコンサートの情報を得た時、既に大阪で一度聴いているため、最初はさほど興味をひかれなかった。
ところが、インフォメーションをよく見ると、「“5人のオフコース”がステージに立った最後のパフォーマンスの日から40年目となる2022年6月30日に、当日の曲目全曲をオーケストラ・アレンジで再現する」とある。

 

5人のオフコース最後の「over」ツアーの武道館10日間。26歳の私も、あの最終日、6月30日ではないものの、2回足を運んだ。
事後にラジオで放送されたライブ録音を、カセットテープにエアチェックして、何度も何度も聴き、その後発売されたライブ映像は、VHSテープ、DVDと買い換えて繰り返し観てきた。

「6月30日」に「武道館」であのセットリストが聴ける、というのは、やはり大きな付加価値を感じるものがあったので、行くことにしたのだった。

 

九段下駅から武道館へ。

 

映像ソフトのタイトルロゴと同じ書体のタイトル表示だ。日付の表示も。

 

 

40年前のライブ音源が今になってCD化された。グッズ売場のテントでは、前日、29日(水)にリリースされたそのアルバムが売られていた。

 

18時過ぎ入場。私の席は、南スタンド1階E列36番。
ステージを正面から望む良い席だった。私が座った一角はどうやら業界関係者が多い感じで、互いに知り合いと思われるやりとりをしていた。

 

場内にはモーツァルトの管楽器の協奏交響曲が流れている。

オケはアメリカンスタイルで、さらっている楽員がいる。ヴィオラは外配置。3プルトか。
オケの奥にバンドが配置されている。

 

開演を待ちながら、「武道館でのオフコース」を思い出す。

初めての武道館公演、1980年6月。冒頭はホルストの「木星」。1曲目の「SAVE THE LOVE」でステージ前面の幕が落ちるべきところ、ひっかかって落ちなかったこと。同曲の間奏で小田(和正)さんがキーボードで音をはずしたこと。
1981年2月、「We are」のツアー。冒頭はドヴォルザーク「新世界」の2楽章。小田さんに白髪が見え始めた頃。
1982年6月、「over」のツアー。冒頭は「心はなれて」(インスト)。
4人となっての1985年9月、「The Best Year of My Life」のツアー。冒頭は映画「慕情」のテーマ。
1987年8月、「as close as possible」のツアー。冒頭は「もっと近くに(as close as possible)」。
そして、1989年2月、オフコース最後の「STILL a long way to go」のツアー。冒頭は「マイ・フェア・レディ」の「君住む街で」。小田さんがステージから客席に飛び降りたこと。

 

スタンドは割合入っているが、アリーナ席には空席が目立つ。

18:28、オケのチューニング。