naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

暑さ寒さも

20日(月)の朝、通勤のバスを待ちながら見上げた空。

 

 

お彼岸。春の訪れを実感する。

 

春→夏→秋→冬の順番に好きな私にとって、師走から2ヶ月余り、冬を越えるのは1年で最も辛い時期である。

 

通勤では原則として6:19のバスに乗っているが、冬至を過ぎ、年をまたいでしばらくの間、その時間はまだ暗い。

右の方から、闇をかきわけるように、バス前面の行き先表示灯が近づいてくるのが見える。

 

これから少しずつ日は長くなるけど、寒さはまだ厳しくなっていくんだよな、と暗い気持ちでバスに乗り込む。

駅までの10分ほどの間に、窓の外はほんの僅かだが明るくなってくるのがわかる。

 

そんな日々を1月、2月と過ごす。

この時期、朝起きて、新聞を取るために玄関のドアを開けた時、外の冷気がまず身に染みるのだが、2月も後半になるとそれが少しずつゆるんでくる。

出社のために家を出ると、前は暗かった外もだいぶ明るくなってくる。

 

3月に入ると、日ごとに日が長くなり、暖かさに向かって行くのが加速してくる気がする。

 

冬至夏至の中間点の春分

先週からは、通勤時のコートもやめた。

明るい気持ちになれる時期だ。

 

会社勤めの生活をしていて、いつ頃からか、毎年、「あと何回冬を我慢したら、朝早いこの通勤をしなくて済むか」と考えるようになった。

65歳までと想定していたのだが、63歳の時に、子会社に監査役として移籍することになり、監査役の任期が4年であるため、会社生活は67歳の年まで続くことになった。

越すべき冬が2つも増えたのだった。

 

しかし過ぎてみればあっという間、4年の任期も6月の株主総会で終わる。

「通勤生活最後の冬」を乗り越えて、「会社生活最後の春」を迎えている。

 

あと3ヶ月弱。

事故なく元気な通勤を完遂したい。

 

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    この冬を越えれば
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2022/12/25/123100