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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

桑田歩先生告別式に参列

13日(木)は、亡くなられた桑田歩先生の告別式に参列した。

 

場所は桐ヶ谷斎場。

 

家を出て斎場に向かう道々、先生が2週間後の27日(木)に新日本フィルを指揮されるはずだったブルックナーの8番を聴いて行った。

亡くなられる半月前、新日本フィルのWebサイトにこの曲についての思いを語る桑田先生のインタビューが載っていた。

私もチケットは買い求めていた。先生のブルックナー、どんな演奏になっていただろう。

 

式場には、そのブルックナーのスコアや指揮棒などが飾られていた。

 

ブルックナーの隣にあるのは、ブラームスの2番のピアノ・コンチェルトのスコア。

桑田先生が1月に新日本フィルで演奏された曲だ。

(聴きに行く予定だったのだが事情があってかなわなかった。誠に悔やまれる)

 

献花して、喪主に「浦安シティオーケストラの者です。20年来のご指導、ありがとうございました」とご挨拶した。

 

その後、棺に花を入れながら物言わぬ桑田先生と最後の対面。

ほんの10ヶ月前、浦安オケでブラームスのドッペル・コンチェルトを弾いて下さったのに、と信じられない思いが迫る。

(私は参加しなかったが、2月には浦安オケの練習に来られたという)

 

喪主のご挨拶では、桑田先生が、27日のブルックナーを振るまでは、とおっしゃっていたことが語られた。それがかなわなかったのは無念だっただろう、とも。

 

出棺をお見送りし、会場を後にした。

 

桑田先生、長い間のご指導、ありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。

 

※過去の関連記事

   桑田歩先生の訃報
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2023/04/06/115044
   桑田先生について新日本フィルハーモニー交響楽団からの発表
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2023/04/06/223016

 

※昨年の浦安オケのコンチェルトについて桑田先生のインタビューなど

   定期演奏会Twitter備忘
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2022/06/12/072417

 

※桑田先生のTwitterから(1月の新日本フィルブラームスのコンチェルトのリハーサル映像。よくぞ音を残して下さった)