1991年から、毎日の生活において、「星取記録」をつけている。
今日は禁酒したかしなかったか。
今日は勉強したかしなかったか。
今日は運動したかしなかったか。
などである。
星取記録30周年<1> 禁酒星取
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2021/10/03/162104
星取記録30周年<2> 勉強星取、運動星取
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2021/10/03/162620
星取記録30周年<3> 2021年9月末現在の成績など
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2021/10/03/164447
勉強連勝3,238で痛恨のストップ
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2022/05/26/171858
この内、勉強については、「1日15分本を読む」を基本にしてきた。
元はと言えば、1991年、36歳の時に、仕事についての知識を少しは意識的に勉強しなければ、と思ったのが契機だった。
以後、基本的にはその時々の仕事に関連した本を買い集めては読んできたので、読む本の内容はさまざまだった。時に法律関係、時に人事関係等々。
4年前にA社(西新宿)とB社(三軒茶屋)の監査役に就任した。当初は監査役の仕事についての本が多かったが、以後は経理とか人事とか特定の業務分野に関するものではなく、企業にとって中期的な経営課題となるテーマ、例えばSDGsとか人権関係(ハラスメント、差別、ジェンダーなど)といった分野の本が中心となった。
また、日本語についての本、コミュニケーションについての本などは、若い頃から継続して読んできている。
1日15分、ピンクのラインマーカーで要点を塗りながら読むと、年間に20冊から25冊っくらいを読了する。
ここ1、2年に読んだ本の一部を列挙してみる。
SDGs(持続可能な開発目標)(蟹江憲史)
SDGsの正体(村井哲之)
はじめてのジェンダー論(加藤秀一)
伝わる・揺さぶる!文章を書く(山田ズーニー)
みんなのユニバーサル文章術(安田峰俊)
はじめてのLGBT(遠藤まめた)
働く女子のキャリア格差(国保祥子)
フェミニズムってなんですか?(清水晶子)
オッサンの壁(佐藤千矢子)
ジェンダーで読み解く男性の働き方・暮らし方(多賀太)
差別はたいてい悪意のない人がする(キム・ジヘ)
男性中心企業の終焉(浜田敬子)
働く女子の運命(濱口桂一郎)
働く女子と罪悪感(浜田敬子)
あなたを閉じこめる「ずるい言葉」(森山至貴)
小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか(片岡大右)
なぜ共働きも専業もしんどいのか(中野円佳)
監査役を退任し、会社生活から離れたらどうするのか。
これは在職晩年から考え始めていた。
結局、「1日15分の勉強読書」は、続けている。
仕事から離れても、人間として生きている以上、勉強は不断のものだと考えたからだ。
(野口悠紀雄氏の「超「超」勉強法」をおととい読み終わったが、この本の中で野口氏は「勉強こそが人間に与えられている最大の贈りもの」「常に新しいことを学び続ける必要があります」と述べている)
「仕事」に関する知識を得るための勉強は、もはや不要かもしれないが、これからの社会に生きていくために必要な勉強は、生きている限り続けなければならないと思っている。
人権、日本語、コミュニケーション、法律・・・。
自分なりの判断で本を選び、1日15分。
欠かさず続けていきたい。
尚、ついでに他の星取記録について言うと、禁酒したかどうかの星取は、何しろ会社関係の飲み会がなくなったので、成績は改善された(禁酒○、飲めば●)。1週間7日を幕下以下の力士の取組数になぞらえて、4勝3敗で乗り切ればプロ野球で言う貯金は増えていく。最低限の目標である。
運動については、家にいる時間が長くなったので、「テレビ体操」での体操は毎日できるようになった。こちらは勉強同様に1日も欠かさず続けて連勝記録を作っていくのが目標である。
勉強 本日現在 495連勝 (過去最多記録 3,238連勝)
運動 本日現在 251連勝 (過去最多記録 441連勝)