naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

星取記録30周年<1> 禁酒星取

生活の記録として、日記をつけている他、諸々の記録をPCデータとして残しているが、その一環として、「星取記録」がある。

 

この「星取記録」を始めたのが1991年。今年で開始30周年となった。

そのいきさつ等、ここに記しておく。

 

元はと言えば、前の会社で年1回行われていた保健師(当時は保健婦と言った)による面談だった。

 

6月頃だったか、その年の定期健康診断結果をもとに、健保組合の部屋に呼ばれて、保健師から指導を受けたのだった。

 

1991年のその面談の時、当時の保健師、Sさんから、いつものようにあれこれ説教されたのだが、その中で、アルコールはもう少し控えなさい、と言われた。

 

そう言われるのは毎年のことで、別に初めてではなかった(当時はγ-GTPが当たり前に3ケタだったし)のだが、どういうわけか、この時はそれを謙虚に受け止めた。

「この人は、自分の母親でもないのに、自分のためにこんなに親身にアドバイスをしてくれているんだなあ」としみじみと感じ入った。

そして、よし、少しアルコールを控えるように生活を改めよう、と思ったのだった。

 

その時点での私の飲み方は、会社関係の飲み会はもちろん断らずに参加(これは今でもだが)、家では平日休日を問わず、夕食時に毎日飲んでいた。

 

これを改め、自宅で飲むのは土日だけにしよう、と決めた。平日、会社関係の飲み会に誘われれば仕方がないとして、家での行動は自分でコントロールできる。ここを減らそう、と思ったわけだ。

 

次に思いついたのは、それを自分に課す動機づけとして、「星取表」をつけよう、ということだった。相撲ファンとしての発想だった。飲まずに済んだ日は○、飲んだ日は●。できるだけ勝ち数を増やし、勝率を上げることを目指すことにした。

 

アルコールに関する星取の成績カウントは2種類。

   A:単に飲んだか飲まないかの成績
   B:会社関係の飲み会を除いた成績

 

例えば、1週間7日、平日に会社関係の飲み会が一切なく、方針として決めた土日だけ飲むとすれば、AもBも5勝2敗となる。

平日に会社関係の飲み会が1回あったとする。土日は飲んだとする。この場合は、
  A 4勝3敗
  B 4勝2敗
となる。Aの勝率よりもBの勝率が良くなる。会社の飲み会は仕方がないから。

これに加え、平日のどこか1日、方針に反して一人飲みしてしまったとする。この場合、これを「自滅の●」と扱う。
  A 3勝4敗
  B 3勝3敗
となる。Aの勝率もBの勝率も悪くなる。

 

Aは「全体成績」、Bの方は「自滅」に関連して「自力の成績」と呼ぶことにした。

 

そんな「禁酒星取」を始めたのが、1991年の6月か7月頃だったと思う。

それを続けて、今年丸30年になる、というわけだ。

 

先月、2021年9月の星取はこんな感じである。

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