今しがた旧Twitterで得た情報。
「「レコード芸術ONLINE」創刊に向けてクラウドファンディング開始」
おお。
高校1年生の時から愛読してきた「レコード芸術」が2023年7月号をもって休刊した衝撃から半年。
「レコ芸」に代わる情報源もないまま、どうしたものかと思いあぐねて過ごしてきたが、音楽之友社としての検討が行われてきたのだった。
今日発表された内容は以下の通り。
2023年7月号で休刊した月刊誌『レコード芸術』を、内容刷新のONLINEメディアとして再生させるべく、クラウドファンディングの実施が決定しました。
クラシック音楽の録音・録画メディアの情報を網羅し、他に類を見ない媒体として高い評価をいただいてきた『レコード芸術』でしたが、当誌をめぐる状況の大きな変化などを受け休刊。以来、継続を希望する声を数多くいただき、音楽之友社でも『レコード芸術』が70余年にわたり培ってきた財産を次世代にいかに継承するか、探ってまいりました。
たどり着いた答えは、『レコード芸術』の内容をブラッシュアップし全く新しいONLINEメディア『レコード芸術ONLINE』として生まれ変わらせることでした。
この活動を広く紹介し、ご支援くださる方を募集するプロジェクトとして、クラウドファンディングを実施します。
詳細については後日発表します。また、このニュース記事内でも情報を随時更新します。
ぜひご注目ください!
続報を楽しみに待ちたいと思う。
音楽之友社のオンラインメディアとして「レコ芸」が復刊する、という話ではないんだようね。
クラウドファンディングの募集。
つまり、音楽之友社として商品化できないということになるのだろうか。
現在、同社の月刊音楽誌として刊行されているのは、「音楽の友」「stereo」「ムジカノーヴァ」「Band Journal」「教育音楽(小学版)」「教育音楽(中学・高校版)」がある。
これらは引き続き商品として採算がとれている、もしくは少なくとも休刊を余儀なくされる状況ではないと考えられる。
「レコ芸」はそうでないから休刊に至った。部外者の素人考えとしては、販売収入、レコード会社等からの広告収入ではペイしない、ということなのかと推測する。
今回のオンラインメディアでの再出発にあたっては、別の採算計画が必要なのだろう。
クラウドファンディングに関する続報を見て、どうするか考えよう。
※過去の関連記事
「レコード芸術」休刊の衝撃
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2023/04/04/222049
「レコード芸術」最終号を購入
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2023/06/20/181616