今日、大学の同窓会会報が届いた。原則月1回の発行である。
巻末に「会員異動録」のページがある。新入会、異動、そして訃報が、卒業年の古い順に掲載される。
歳を重ねるにつれて、掲載順が前の方になってくる。
今日もいつものように見ていたら、訃報の項の最後に、知っている名前を見つけた。
同じ昭和53年(1978年)卒業、同じ経済学部のF君。
そうか、亡くなったのか。
F君とは、入学して2年間住んだ小平の下宿で一緒だったのが出会いだ。
2年後、後期課程でゼミナールの受講が必須になった際、選んだ経済学史のM先生のゼミでF君と一緒になった。
在学中4年間、つきあいのあったF君だが、卒業後はまったく接触がなくなった。
本当に久方ぶりに会ったのが、2018年10月、Mゼミの同窓会だった。おそらく40年ぶりだったと思う。
立食形式のパーティーであれこれ語り合ったが、翌2019年の同窓会にはF君は出席しなかった。
その後、コロナ禍で同窓会自体も開催されなくなり、M先生も2021年に他界された。
結局、5年前に会ったのがF君との卒業以来最初で最後の機会となった。
大学オケの仲間のような、長年の親しいつきあいではなかったものの、同期の名前を訃報欄に見つけたことは、やはり少々の衝撃だった。
※過去の関連記事
24年ぶり、大学ゼミの同窓会
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大学ゼミ教官の訃報
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