naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

役所の売店でネクタイを売りつけられる

今日午後、社用で霞が関の中央合同庁舎3号館に行った。

ここの地下には、売店や食堂がある。
本、薬、靴、電気製品・・・。色々な店がある。
確かに、このへんは、表に出たからといって、すぐ近くに薬屋や靴屋があるという土地柄ではないから、建物の中で、大抵の買物ができるようになっているのだろう。

書籍を置いてある一角に、ネクタイ売場があった。
へえ、と見るともなく見ていると、店員(というのか?)のおばさんが、「お客さまのお召し物(紺のスーツを着ていた)には、このお色なんか素敵ですよ」と声をかけてきた。
デパートなんかならともかく、役所の地下の売店で、そういうアプローチがくるとは思わなかったので、一瞬ひるんだ。

普通なら、適当にあしらって立ち去るところなのだが、なにぶんにも、霞が関の役所の中、私の会社の監督官庁である。
そのおばさんも公務員(ではないんだろうけど)に見えてしまったりして、結構なプレッシャーを感じた。

で、結局、そのおばさんが最初に提示してきた黒っぽいネクタイを、「じゃあ、それいただきます」と言って買ってしまった。
買わされてしまった。2,100円。

霞が関の圧力に負けた小市民。
明日はそのネクタイを締めて出社する。