前著「酔っ払いは二度ベルを鳴らす」にはまってしまい、続編の刊行に狂喜乱舞しつつ買ったのだった。
あんまりすぐ読み切ってしまうとつまらないので、この本は家のトイレに置き、休日にだけ手にとる、というルールを自分に課し、毎週末に、少しずつ少しずつ読んできた。
それが、とうとうけさ読了となってしまった。
今回も、爆笑のものもあれば、思わず笑みがこぼれるといったものもあり、楽しませてもらった。
何故、この人のエッセイにひかれるのだろうと考えた時、それはやはり、すべてが「酔っ払いの生態」を題材にしているからなんだろうな、と思った。自分にも思い当たるふしがあったり、共感できたりするからだ。
本作でも、「無念!」という作などは、飲んで帰る電車での乗り越しの話で、まったく、私でなければ、このエッセイをここまで深く味わえないだろうという自負(笑)を持って読んだものだ。
何故、この人のエッセイにひかれるのだろうと考えた時、それはやはり、すべてが「酔っ払いの生態」を題材にしているからなんだろうな、と思った。自分にも思い当たるふしがあったり、共感できたりするからだ。
本作でも、「無念!」という作などは、飲んで帰る電車での乗り越しの話で、まったく、私でなければ、このエッセイをここまで深く味わえないだろうという自負(笑)を持って読んだものだ。
続刊が心から待たれる。