naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

おかげさまで無事本番が終了しました

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   (写真上)浦安市文化会館
   (写真中)ロビーコンサート 管楽合奏
   (写真下)ロビーコンサート 弦楽合奏




11月26日(日)、浦安シティオーケストラ第32回定期演奏会本番

新浦安8:50のおさんぽバスに乗って文化会館へ。
演奏会のプログラムが、通常は本番前日に納品されるところ、手違いで届かなかったため、チラシとアンケートをはさむことができなかった。
やむなく、朝来られる人は早めに来てくれとのインフォメーションがあった。
ロビーに行くと、既に大勢の団員が作業の最中。あわてて加わる。

チラシはさみの後、楽屋で着替える。いつもはステリハ終了後着替えるのだが、今回はどうも時間がなさそうなので。

そして、本番を私的に録画するビデオカメラの準備。

そうこうする内、ステリハの時間も迫ってきたので、その前に少しでも、と舞台で個人練習。
何しろ、前日のGPは不安いっぱいで終わった。問題になりそうな部分だけ拾いながら取り急ぎさらう。

10:30からステリハ
GPは、返し一切なしの通し練習だったが、このステリハでは、部分部分をつまみながら確認する練習。
モルダウ、だったん人、アンコール、チャイ5の順。チャイ5は、4楽章から始めて、楽章を順にさかのぼり、最後は1楽章。

ステリハの最中に妻から連絡が入り、同じマンションの方で、チケットがほしいと電話があったという。ありがたいことだ。受付に置きチケットを用意。

ステリハ終了が12:15。
13:00開場だが、その前にロビーコンサートのリハーサルをやる申し合わせにしていた。
12:50ロビー集合。

それまでに昼食、着替えが必要だ。35分しかない。
やっぱり先に着替えておいてよかった。
急いで昼食を済ませ、ロビーへ。

全員がロビーに揃ったのは、結局開場5分前(笑)。
取り急ぎ、モーツァルトを合わせる。次いで、レスピーギを始めたが、「もう開場しまーす」の声に中止せざるを得なかった。もうお客さまが入ってこられた。
あとはぶっつけ本番だ。仕方がない。

ロビーコンサートは、前回5月の時と逆で、管が先、弦が後。

まず管の五重奏が2曲演奏された。
終わったところで交代し、いよいよ我々弦の出番。

  モーツァルト ディヴェルティメントヘ長調K138から第1楽章
  レスピーギ  リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲から「イタリアーナ」
  星に願いを
  イッツ・ア・スモール・ワールド

練習時間は充分にとれなかったが、何とか無難に終えることができた(と思う)。
今回は出番が後だったこともあって、ずいぶん多くのお客さまが聴いて下さった。
曲の終わりごとにたくさん拍手をいただけて嬉しかった。

そして、いよいよオケの本番

以前は、本番ではかなりあがってしまうことが多かったのだが、前回5月の時はそうでもなく、今回も比較的ふだん通りに演奏できたと思う。ロビーコンサートで弾いているがいいのかもしれない。
個人的には、前日のGPがひどかったので、本番はどうかと思っていたが、「冷静に」「楽しんで」と自分に言い聞かせながら演奏した。

  スメタナ  交響詩モルダウ
  ボロディン 歌劇「イーゴリ公」から「だったん人の踊り」

休憩になって、ビデオカメラのテープ交換に客席の一番上に走る。
来聴した妻から、「演奏しながら動きすぎ」とダメ出し。
これは以前から言われているので、気をつけるようにしているのだが、一応トップとしては素人のくせに生意気だがザッツも出したい。なかなか難しいのだ。

今回特に言われたのは、「足が動く」
千代大海が相撲をとっている時に足をばたばたさせているみたいだ」と言われてしまった。
何と的確な比喩。
これには気がついていなかった。
後半は注意するようにしたが、チャイ5の1楽章の終盤、クライマックスのところで、思わず足が動いてしまった。あ、これか、と思って、以後ますます気をつけた。

舞台に戻ると、弦トレーナーのY先生が来られていた。お忙しい方なので、めったに本番にはおいでいただけないが、今回はご都合をつけて下さったようだ。
先生が聴いておられるのだから、もっとちゃんと弾かなければ、と気持ちが引き締まる。

  チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調
  [アンコール]スメタナ 歌劇「売られた花嫁」から「ポルカ

個人的にはまずまず。GPの時より少しよく弾けたかな。
ステリハ前にさらったのも、多少はよかったようだ。

指揮のY先生が、練習の時の振り方に比べると、本番はずいぶんエネルギッシュに振られていて、ちょっとびっくりした。オケもそれにあおられた感じだった。

しかし最後に「赤っ恥」が・・・。
カーテンコールで、よくあるように、Y先生が、管楽器のトップ奏者を順番に立たせる。
これまでの指揮者は、弦についてはそういうことをしなかったのだが、Y先生は、管が終わってから、チェロだけを立たせた。
「これは次に来るな」と思って立ったら、実はY先生、コントラバスにサインを送っていた(爆)。
気がついた時には遅く、立ってしまっていたのであった。オケの中では大受け(汗)。
後で妻に聞いたら、ヴィオラで立ったのは私だけだったとのこと。
ううーーー・・・。
他のヴィオラの人もつられて立ってくれればよかったのに。
初めての指揮者だとやり方がわからない。
まあ、ご愛敬といえばご愛敬ではあるのだが、ああ恥ずかしかった。

ステージからはけて、ロビーへ。
来聴して下さった方々が待っていて下さったのでご挨拶をする。
以前出向していた職場の皆さん、同じマンションからの方々。いつも大勢おいでいただけて本当にありがたい。

そして、何といっても今回のハイライトは、かねてから、このブログでいつも応援のコメントを下さる「ぱんだ」さんとお目にかかれたことだ。
ぱんださんとは、mixiでもマイミク関係だが、まだ面識はなかった。
ぱんださんは、地元浦安の三つ子のママさんで、前回5月の演奏会も聴きにきて下さっている方だ。
ロビーで皆さんにご挨拶をしていたら、「naokichiさんですか」と声をかけて下さった。
「あ、もしかしてぱんださん!」
歴史的初対面。
ぱんださんは、今回は息子さん、それからお母様、お母様のお友だちと聴きにきて下さった。
息子さんが、私を見上げながら「このおじさん誰?」という顔をしている。
ぱんださん「naokichiさんよ」
ネットでの出会い、人との縁。
ぱんださん、ありがとうございました。また次の機会にもお越し下さい。

おさんぽバスで新浦安駅前に移動して打ち上げ
早く着きすぎて、予約してある店にはまだ入れない。
待ちきれず、その場にいた数人で、向かい側の店のテーブルに座ってビールを注文、0次会
コンミスのYさんとグラスを合わせて「お疲れ!」。

2杯空けたところで、定刻になったので、打ち上げ会場に入る。
指揮のY先生、弦トレーナーのY先生も参加して下さり、大いに盛り上がった、と思うのだが、酔っ払ってしまって、途中からはあんまり記憶がない。
何か粗相や不始末をしていないだろうか。心配だ。
家にもどうやって帰ったのか・・・。

ともかく、おかげさまで本番無事終了致しました。ありがとうございました。
来週は練習お休み。次の週から、来年5月の定期演奏会に向けて、新しい曲にまた一から取り組むことになる。

※本番往復のレコード
   バーンスタイン チャイ5 (DG盤)
   ロストロポーヴィチ ショス5 (DG盤)