naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~運営委員会と副指揮者の合奏

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  今日のお昼は、家族亭のにしんそば。




午前は運営委員会

今日2日(日)は、10:30から月1回開催の運営委員会に出席。

来年春の定期演奏会の前プロが決定。
運営委員会では、J.シュトラウスの「こうもり」序曲と、ワーグナーの「リエンツィ」序曲に絞り、今回の市民演奏会に続いて本番を振って下さる、Y先生の裁定を仰ぐことになっていた。
その結果、「リエンツィ」に決定した、との報告があった。

これで、来春の第34回定期演奏会は、こんなプログラムになりました。

  ワーグナー   歌劇「リエンツィ」序曲
  ベートーヴェン 交響曲第8番ヘ長調
  ブラームス   交響曲第2番ニ長調

まことにオーソドックスな、ドイツ一色の演奏会。

今回、ベト8もブラ2も、相当大変なので、Y先生の提案で、市民演奏会が終わる前に、何度かこれらの曲を先行練習することになった。

その他、来年秋の定期演奏会の前プロも検討。
中プロは、ドヴォルザークのチェロ協奏曲(低弦のトレーナーとして日頃お世話になっている、N響のK先生をソリストにお迎えする)、メインは「新世界」に決定している。
前プロもドヴォルザークの作品とすることが、先月の運営委員会で決まった。

今日は、候補曲として挙がっているもののいくつかのCDを、みんなで聴いてみた。

とりあえず、弦トレーナーのY先生とK先生に、候補曲をお知らせして、ご意見をうかがった上で、引き続き検討することになった。

午後は副指揮者による合奏

日 時 : 07年9月2日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 副指揮者S先生
内 容 : 合奏
曲 目 : 蝶々夫人運命の力(アリアとフィナーレ)、トロヴァトーレ、トスカ、カヴァレリア
弦人数 : 9・7・3・8・3

午後からは、美浜公民館で合奏。
今日の指導は、副指揮者のS先生だ。

S先生という方は、非常にお若いのだが、背が高くて、とても痩せている。
とても、私と同じ「人間の男」とは思えない。あんなに長身で痩せているって、生きていてどういう気持ちなんだろうなあ・・・。と思いながら弾いていた。
彼にも、一度、デブを経験してもらいたいものだ。

まず、「蝶々夫人」。S先生は、どの曲も、途中で止めずに、とりあえず通す方式なのだが、この「蝶々夫人」も、通った! 初めてだ。
その後、色々返しがあったが、先週までで、まだ3回しか合奏練習をしていないこの曲、ずいぶん慣れてきた。個人的にもそうだし、オケとしてもそんな感じだ。ついこの間まで、おっかなびっくり演奏していたのが、格段にしっかりしてきたような気がする。
先週のオケ練日誌で、プッチーニは暑苦しい、と書いたが、猛暑もさすがに下り坂に向かっている今日あたりだと、うーん、厚塗りのプッチーニも結構弾いていて気持ちがいいなあ、なんて思った。

運命の力」。レオノーラのアリアと、第1幕のフィナーレ。
これは、もう前からだいぶやってきたので、ずいぶんきれいな音になってきたと感じる。
練習番号のB、ヴィオラが3連符を刻むところは、先日のホール練では、Y先生におほめをいただいたのだが、今日は、管の刻みと長さが揃っていないとの指摘。
返されたが、ちょっと弓のコントロールがうまくいかなかった。今後の課題だ。

トロヴァトーレ」の「アンヴィル・コーラス」。

「トスカ」の「テ・デウム」。
これは、かなり久しぶりだ。曲を忘れてしまった(笑)。
弾いている内に思い出した(汗)。こっちのプッチーニも、何か気持ちいい。
本番は冬だし、その頃には、プッチーニファンになっているのかな。

最後に「カヴァレリア」。前奏曲から、予定のナンバーを全部。
「カヴァレリア」は、この市民演奏会に向けての練習では、一番時間をかけてきたと思う。
それだけに、S先生からも「できてますね」「かなりまとまってます」との評価。
ところで、マスカーニという人、いわゆる「一発屋」に近い人で、「カヴァレリア」以外に、現在オペラハウスのレパートリーになるような作品がないようだ。
しかし、この「カヴァレリア」は、とても心にしみる、美しい音楽だ。一発屋というのが、何か信じられない。今日、弾いていて、改めてそんなことを思った。

※練習往復の音楽
   パレー エロール 「ザンパ」序曲
   レナールド ドリーブ 「シルヴィア」組曲
   ベームウィーン・フィル エロイカ
   さだまさし ベスト3