naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~すごい人口密度の合奏

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   昼食は今週もアトレの「Soup Stock Tokyo」で、「桜海老と海苔のクリームスープ」(右)、
   「オマール海老とわたり蟹のスープ」(中央)、白胡麻ご飯(左)。



しかし、5月も中旬というのに、何でこんなに寒いの?
朝のうちは雨も降ってたし・・・。

午前は運営委員会・エキストラさん用楽譜準備

10:00からWave101の市民サロンで運営委員会。

エキストラのMさんにお送りする楽譜を持って行って、会議が始まる前に、ロビーの一角で製本作業。
終わらなかったので、会議の間もちょっと内職(ごめんなさい)。

会議後、またロビーでボウイングの記入。

Mさんは、練習参加が6月からということだったので、ちょっとのんびり構えてしまっていたが、いくら何でももう送らないと。
明日投函予定。

さて、運営委員会のメイン議題は、来年春の定期演奏会の選曲。

今回は、とりあえずメインを決めることになっていたので、以前から挙がっていた候補曲について討議。

話の中心になったのは、ベルリオーズの「幻想交響曲」。
色々な面でちょっと大変そうだが、チャレンジするか、という意見多数。

対抗馬としては、シューベルトの「グレイト」など数曲。

結局、今日は決めきれずに終わった。

というのも、別の意見として、中プロに、いつも管トレーナーとしてお世話になっているK先生(元N響ファゴット)のコンチェルトをやりたい、という話が持ち上がったため。

これには賛成意見多数。
K先生のご都合をうかがうこととし、コンチェルトの成否がはっきりした上で、それに合わせたメインを決めることになった。

しかし、「幻想」ねえ。2月の合宿の初見大会で、4楽章だけやった。大変だったな。
でも、こわいもの見たさ(笑)というか、やってみたい気もしないでもない、でもなくもないような・・・。

さて、どうなるか。

午後は合奏。ヴィオラ11人! 「母の日」サプライズ、アンコール曲譜読みも。

日 時 : 08年5月11日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : リエンツィ、ベト8(4楽章)、ブラ2(1楽章)、アンコール(譜読み)
弦人数 : 12・7・11・9・5
弓の毛 : 1本(リエンツィ)

午後は、本番指揮者のY先生の指導で合奏。

今日のヴィオラは11人。団員6人が全員出席したのに加え、エキストラの皆さんが5人も参加して下さった。
いつも大所帯のチェロに勝ったというのはすごい!
コントラバスも同様で、団員全員出席にエキストラさんが加わり、5人と多人数だった。

午前に「リエンツィ」の金管練があったことで、午後の合奏も人数が充実していたし、美浜公民館の音楽室も大変な人口密度。
椅子がところせましと並んで、部屋を出入りすると、自分の席にたどりつくのが大変だ。

いつものことだが、こうなってくると、本番も近い、という実感がわく。

チューニングが終わったところで、Y先生、「今日は母の日だよね」。
「これはオケのお母さんに」。

Y先生から、オケ事務局のNさんにプレゼントが!
音楽室が盛大な拍手で満たされた。

今日のY先生の練習は、細かい指導が多かった。

まずは「リエンツィ」。

金管がかっこいい。
Y先生から「ワーグナーを弾く基本的なスタミナが問題だな」「もっと休むところは休むようにしないと」「今は弾きっぱなし吹きっぱなしになっている」と。

休憩の後、ベト8。

今日は、前回「いつかじっくり」とおっしゃっていた4楽章だけ。
展開部を構成するいくつかのパーツに分けて、演奏させた。
正直、例えば、「金管がこんなことやってたのか。全然知らなかった」という発見(恥ずかしいが)もいくつかあった。

日頃会社で、従業員は皆、売上拡大、利益向上など、業績を伸ばすためにそれぞれ働いているが、例えば、総務にいる私は、営業がどんな仕事をしているか、研究開発部門が今何に取り組んでいるか、などは詳しく知らないことが多い。
お互い、他部門の仕事はよく知らない、ということはあるよなあ。そんなことを、ふと思ったりした。

Y先生のお話では、ベートーヴェンの場合は、曲の組み立てを、パズルを解くようなつもりで考えることも必要だとのこと。

また、自分が弾いている音が、どういう和音、どういう調に向かっているのかを、前もって感じながら演奏することが大事、音符を追って行った結果、その調になるのでなく、そこへ向かっていることをわかりながら演奏することで違ってくる、とのお話もあった。

再度休憩の後、ブラ2。今日は1楽章だけ。

それも、練習記号I(再現部)から先。
「そこまではよくできているから、今日はまだできていないIから後を作る」とY先生。
これも細かい練習だった。

最後に、アンコール曲。
今日の練習開始時に楽譜が配られ、全員が初見での譜読みだ。

具体的な曲名は、例によって本番終了まで内緒とする。

初見譜読みではありながら、なかなかちゃんとした合奏になった。

接続曲なのだが、途中一部をカットしたり、配られた別の楽譜から一部を挿入したり、という指示がY先生から出た。

演奏会の最後、なかなか楽しく盛り上がりそうなアンコール曲だ。

テンポの動きなどもあるが、まあ、それはこれからおいおい。

さあ、本番まで丸1ヶ月。

※練習往復の音楽
   ウォークマン修理中・・・(悲)。