本編最後の「ダイジョウブ」が終わり、小田さんはアリーナ中央の島へ。
バンドと弦楽四重奏のメンバーが、ステージからそこへ移動してきたのだが、全員がバラの花を持っていて、小田さんに手渡した。
全員から受け取った小田さんの手元は、ほぼ花束のような大きさになった、バラの花。
そしてアンコール。
しまっておいた、サイリウムを取り出して、ビジョンに出るであろう、指示を待とうとしたのだが・・・。
もう、大部分のお客さんは、ここに至ってもう待ちきれなかったようだ。
指示が出る前にみんなが発光させて、ブルーとグリーンの光で、場内が満たされた(写真)。
我々は、ブルー2本だったが、こうして光らせてみると、グリーンの方が目立つ。
やがて、下手から、小田さんとバンドが登場。
「いやあ、すごいですね、これは。みんな、手を替え品を替えて(バラの花のことだろう)」と、小田さん。
2度目のアンコール、「今日もどこかで」が終わった後、弦楽四重奏のメンバーが下がったが、そこで、小田さんが、バンドのメンバーと何やら打合せ。
そして、その後、バンドメンバーも下がって、小田さんだけがステージに残る。
東京と同じく、「きっと同じ」が歌われた。
歌詩の間違いもあったし、正直、ギターも、東京の時に比べると、おぼつかない感じがあった。
やはり、小田さんの中に、これが最後の最後、という思いがあったのだろう。
小田さんの心の揺れにふれる気がした。
やはり、小田さんの中に、これが最後の最後、という思いがあったのだろう。
小田さんの心の揺れにふれる気がした。
歌い終えた小田さんが、ステージから下りると、そこに待ち受けていたスタッフが、小田さんを胴上げ!
これは、「手を替え品を替えて」の最後のサプライズだったのだろう。
ここに至って、小田さんは、とうとう泣いた。
両手で顔を押さえて泣いているのが見えた。
両手で顔を押さえて泣いているのが見えた。
長い、長いツアーの終わり。
繰り返しになるが、今、その空間に自分がいられることの幸せを、本当に感じた。
規制退場で表に出ると、まだグッズのテントに灯りが見える。
開演前ほど混んでいないようなので、やっぱり並ぶことにした。
エンジのTシャツ、ジップアップスウェット、卓上カレンダー、タンブラーの4点。
旅先だし、興奮さめやらない時だったからね、気が大きくなっちゃった。
3年ぶりのツアー、今回は、札幌、武道館、東京ドーム、京セラドーム大阪と4回。
アリーナツアー、ドーム追加公演、各2回聴くことができた。
札幌と武道館では、小田さんの「寄る年波」を感じさせられた面もあるが、休養充分の追加公演は、負傷のアクシデントはあったものの、歌そのものは、好調を取り戻していた。
最終日のMCでも、小田さんは、「また会おう」と何度も言っていた。
「今日は結構走れたけど、またドームを思い切り疾走したい」とも。
「今日は結構走れたけど、またドームを思い切り疾走したい」とも。
後日、公式サイトの掲示板に、小田さん自らの書き込みがあった。以下、抜粋して引用させていただく。
ほんとうのところ、次はもういつ会えるか分からないという想いもあって、
きちんと「ありがとう」を伝えようと、ただただ懸命に歌い始めたのです。
でも、各地のみんなと素直に手を振り交わし、キラキラの笑顔、涙を流して
いる人たちと出会うにつれ、次第に、このまま終われない、またきっと会え
るに違いない、と考えるようになって行きました。それにドームは走りそこ
ねたしね。
きっと、また会える日が来る、それは今回よりもっとステキな出会いになる
と確信したのでしょう。旅はまだまだ続きそうです。奇跡的に、同じ時を一
緒に生きているみんな、それだけで、こころから感謝しています、ほんとう
にありがとう、くれぐれも元気で。
きちんと「ありがとう」を伝えようと、ただただ懸命に歌い始めたのです。
でも、各地のみんなと素直に手を振り交わし、キラキラの笑顔、涙を流して
いる人たちと出会うにつれ、次第に、このまま終われない、またきっと会え
るに違いない、と考えるようになって行きました。それにドームは走りそこ
ねたしね。
きっと、また会える日が来る、それは今回よりもっとステキな出会いになる
と確信したのでしょう。旅はまだまだ続きそうです。奇跡的に、同じ時を一
緒に生きているみんな、それだけで、こころから感謝しています、ほんとう
にありがとう、くれぐれも元気で。
思い出に そして君に
きっと さよならは 言わない
決して さよならは 言わない
きっと さよならは 言わない
決して さよならは 言わない
「奇跡的に、同じ時を一緒に生きている」、これは、私も昔から感じてきたことだ。
そして、今日、京セラドームで、同じ空間にいられた幸せ。
オーディエンス冥利に尽きることだと神に感謝したい。
そして、つまり、きっとまたツアーはある!
2年連続はさすがに無理だろうから、2年後、2010年?
63歳になる小田さんだが、これだけの本数でなく、ドーム、大型会場中心のツアーで、本人がよしとしてくれるなら、きっと実現するだろう。
その日まで!
※関連の過去記事
やってまいりました、東京ドーム!
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/57491262.html
【ご注意:ネタバレ情報】 08.11.26 小田和正東京ドーム (前編)
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/57536291.html
【ご注意:ネタバレ情報】 08.11.26 小田和正東京ドーム (後編)
http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/57536310.html
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http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/57491262.html
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【ご注意:ネタバレ情報】 08.11.26 小田和正東京ドーム (後編)
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