naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

KAZUMASA ODA TOUR 2008 最終公演 京セラドーム大阪 4

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大詰め!

本編最後の「ダイジョウブ」が終わり、小田さんはアリーナ中央の島へ。

バンドと弦楽四重奏のメンバーが、ステージからそこへ移動してきたのだが、全員がバラの花を持っていて、小田さんに手渡した。

全員から受け取った小田さんの手元は、ほぼ花束のような大きさになった、バラの花。

かつて、5人のオフコースの時代に、スタッフが、舞台袖からバラの花を投げ入れて、メンバーを感激させた、というエピソードがあるが、これも、サイリウム同様、それを意識しての演出だったんだろうか。

そしてアンコール。

しまっておいた、サイリウムを取り出して、ビジョンに出るであろう、指示を待とうとしたのだが・・・。

もう、大部分のお客さんは、ここに至ってもう待ちきれなかったようだ。

指示が出る前にみんなが発光させて、ブルーとグリーンの光で、場内が満たされた(写真)。

我々は、ブルー2本だったが、こうして光らせてみると、グリーンの方が目立つ。

やがて、下手から、小田さんとバンドが登場。

「いやあ、すごいですね、これは。みんな、手を替え品を替えて(バラの花のことだろう)」と、小田さん。

2度目のアンコール、「今日もどこかで」が終わった後、弦楽四重奏のメンバーが下がったが、そこで、小田さんが、バンドのメンバーと何やら打合せ。

演奏されたのが、「ラブ・ストーリー・・・」。
これは、予定外の曲だったようだ。

そして、その後、バンドメンバーも下がって、小田さんだけがステージに残る。

東京と同じく、「きっと同じ」が歌われた。

歌詩の間違いもあったし、正直、ギターも、東京の時に比べると、おぼつかない感じがあった。
やはり、小田さんの中に、これが最後の最後、という思いがあったのだろう。
小田さんの心の揺れにふれる気がした。

歌い終えた小田さんが、ステージから下りると、そこに待ち受けていたスタッフが、小田さんを胴上げ!

これは、「手を替え品を替えて」の最後のサプライズだったのだろう。

ここに至って、小田さんは、とうとう泣いた。
両手で顔を押さえて泣いているのが見えた。

長い、長いツアーの終わり。

繰り返しになるが、今、その空間に自分がいられることの幸せを、本当に感じた。

やっぱりグッズ買ったぞ

規制退場で表に出ると、まだグッズのテントに灯りが見える。

開演前ほど混んでいないようなので、やっぱり並ぶことにした。

エンジのTシャツ、ジップアップスウェット、卓上カレンダー、タンブラーの4点。

旅先だし、興奮さめやらない時だったからね、気が大きくなっちゃった。

これから・・・!

3年ぶりのツアー、今回は、札幌、武道館、東京ドーム、京セラドーム大阪と4回。

アリーナツアー、ドーム追加公演、各2回聴くことができた。

札幌と武道館では、小田さんの「寄る年波」を感じさせられた面もあるが、休養充分の追加公演は、負傷のアクシデントはあったものの、歌そのものは、好調を取り戻していた。

最終日のMCでも、小田さんは、「また会おう」と何度も言っていた。
「今日は結構走れたけど、またドームを思い切り疾走したい」とも。

後日、公式サイトの掲示板に、小田さん自らの書き込みがあった。以下、抜粋して引用させていただく。

  ※公式サイト http://www.fareastcafe.co.jp/

   ほんとうのところ、次はもういつ会えるか分からないという想いもあって、
   きちんと「ありがとう」を伝えようと、ただただ懸命に歌い始めたのです。
   でも、各地のみんなと素直に手を振り交わし、キラキラの笑顔、涙を流して
   いる人たちと出会うにつれ、次第に、このまま終われない、またきっと会え
   るに違いない、と考えるようになって行きました。それにドームは走りそこ
   ねたしね。
   きっと、また会える日が来る、それは今回よりもっとステキな出会いになる
   と確信したのでしょう。旅はまだまだ続きそうです。奇跡的に、同じ時を一
   緒に生きているみんな、それだけで、こころから感謝しています、ほんとう
   にありがとう、くれぐれも元気で。

       思い出に そして君に
       きっと さよならは 言わない
       決して さよならは 言わない

                          小田和正

「奇跡的に、同じ時を一緒に生きている」、これは、私も昔から感じてきたことだ。

そして、今日、京セラドームで、同じ空間にいられた幸せ。

オーディエンス冥利に尽きることだと神に感謝したい。

そして、つまり、きっとまたツアーはある!

2年連続はさすがに無理だろうから、2年後、2010年?

63歳になる小田さんだが、これだけの本数でなく、ドーム、大型会場中心のツアーで、本人がよしとしてくれるなら、きっと実現するだろう。

その日まで!

※関連の過去記事
   やってまいりました、東京ドーム!
      http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/57491262.html
   【ご注意:ネタバレ情報】 08.11.26 小田和正東京ドーム (前編)
      http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/57536291.html
   【ご注意:ネタバレ情報】 08.11.26 小田和正東京ドーム (後編)
      http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/57536310.html