naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~午後は次回定期演奏会に向けての譜読み(初見大会)

日 時 : 2010年5月30日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : シャブリエ「スペイン」、ベルリオーズ幻想交響曲(1~5楽章)、
       フォーレ「マスクとベルガマスク」(組曲全曲)
弦人数 : 7・5・2・10・2
弓の毛 : 無事

午後は、美浜公民館で、合奏。

先週、定期演奏会が無事終了し、早速、11月の定期演奏会に向けて、練習開始。
初見大会だ。
それも、本番指揮者のY先生の指揮。初見大会がいきなり本番指揮者というのは、私の記憶では、過去になかったような気がする。

指揮を始める前に、Y先生からこんなお話が。
「先週、ブラームスシューベルトをやって、今度はフランスもの。特に幻想交響曲は、管にとっては嬉しくても、弦の人には、ブラームスの後でのベルリオーズはちょっと、という感じもあるかもしれない。でも、「幻想」は、古典です。やってみると、とても深いものがある。しっかり練習していきましょう」。

まず、シャブリエの狂詩曲「スペイン」から。
ともかくも、止まらずに通った! いや、これはすごいね。Y先生も驚いていた。
最初に戻って、返し練習。

この曲は、とにかく数えることを間違わないように、とY先生から指示。

次に、メインの幻想交響曲
これは、途中で時々止めながらの譜読みとなった。
1楽章の途中で休憩。

先生のお話では、「幻想」で一番難しいのは、1楽章なのだそうだ。

1楽章の続きから、5楽章まで。
いやあ、でも、1楽章以外も大変だな、これは。2楽章も大変だし、5楽章もやっぱり大変。
大変、大変、ばかり言っててもしょうがないけどね。
5楽章のフーガなどは、確かに古典の延長という気がする。やり甲斐がありそうだが、まだ全然音符が読めていないし、道は遠い、遠い。
それから、終盤の、例のコルレーニョ。そもそもが不慣れな奏法だし、テンポは速いし、今のところはどうにもならない。譜面通りに弾けるのか、これ? 弦分奏の時に教えてもらおう。
(大体、コルレーニョって、弓をどっち側に倒して弾くのかすら知らず、恥を忍んで、セカンドトップのYさんに教えてもらった・・・)

休憩の後、フォーレ組曲「マスクとベルガマスク」。
Y先生のお話では、まだ決定ではないが、先週の中プロ、シューベルトの5番同様、この曲のみ、編成を縮小する可能性があるそうだ。

4曲を、頭から順番に。
確かに、前回のシューベルトを連想させる、軽量級の音楽で、シャブリエベルリオーズの後に弾くと、どことなくほっとする。

ただ、終曲のパストラールは、CD音源で聴いていると、平明で美しい曲なのに、我々の初回の演奏は、全編、何だか現代音楽みたいな(笑)、妙な響きになってしまった。和音がとても複雑にできているようだ。要研究。

全曲の譜読みを終えて、「見通しは明るい!」とY先生。
そうかなあ・・・(笑)。

来週からは、団内指揮者K氏の指導で、練習を重ねていく予定。

※練習往復に聴いた音楽
    チャイコフスキー 交響曲第4番、フランチェスカ・ダ・リミニ、ロメオとジュリエット
       バーンスタインニューヨーク・フィル(DG盤)
    ラヴェル 古風なメヌエット、道化師の朝の歌、クープランの墓、ラ・ヴァルス
       小澤征爾=ボストン響
    ベルリオーズ 幻想交響曲
       小澤征爾=ボストン響