naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~集中練習2日目

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   今日のランチは、スープストックで。牛挽肉ときのこのカレー。玉葱のスープ。



集中練習2日目。今日は午前、午後とも合奏。

今日は、左手の痛みはまったくなかった。おととい、昨日とバンテリンを塗ったり、サロンパスを貼ったり(弾いてるとはがれてきちゃってね)していたので、それがよかったのかな。

合奏午前の部


日 時 : 2010年10月11日(月) 10:00~12:30
場 所 : Wave101大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : フォーレシャブリエ
弦人数 : 7・6・6・4・2(フォーレ)、9・6・7・8・3(シャブリエ)
弓の毛 : 無事

午前の合奏は、小編成のフォーレ「マスクとベルガマスク」から。

フォーレは、昨日は弦分奏、それも序曲のみだったが、今日は合奏。
まず、全曲通した。

「ずいぶんよくなった。Kさん(団内指揮者)の指導のおかげだ」とY先生。

以下、頭に戻って曲順に返し。

今回やるフランスものの場合、常に縦線を合わせるのでなく、小節線をはずれて自由に演奏することが必要な場合が多いとのこと。

休憩をはさんで、シャブリエ「スペイン」。

まず、曲締めの部分から。最後、テンポをどのように前に向けていくかの練習。

その後、頭に戻って練習。

「この曲は色彩感」とのこと。「紙一重でいい音になるんだが」と言われた。

ここで1時間の昼食休憩。

合奏午後の部


日 時 : 2010年10月11日(月) 13:30~16:30
場 所 : Wave101大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ベルリオーズ(4・5・1・2楽章)
弦人数 : 10・5・7・7・4
弓の毛 : 無事

午後は、ベルリオーズ幻想交響曲に専念。

今日も打楽器のある4楽章、5楽章から。

4楽章では、「この楽章はハーモニーの宝庫なので、パワーは少しセーブして、常に和音をきちんときれいに鳴らすこと。そうするとすごく上手く聞こえる」との指摘。
楽章締めのGの和音などを念入りに合わせた。

5楽章では、「フーガは冷静に!」との指示が飛んだ。練習の時は、とことん冷静になって、自分のパートの音符を全部きちんと弾き、他のパートとの関係も意識しないと、本番が危ないとのこと。

どうしても夢中になっちゃうんだけどねえ。がんばって冷静に(笑)ならねば。

休憩後は、頭に戻って1楽章。

1楽章と2楽章をまず通した。

「すばらしかった。よくなった」とY先生。

その後、1楽章を念入りに返し、再度休憩の後、「音楽を身体に入れよう」ということで、また1楽章と2楽章を通した。

これで2日間の集中練習は終了。

疲れたが、とても充実感があった。

幻想交響曲の3楽章とアンコールはまったくやらなかったが、他の曲についてはかなりみっちりと練習した感がある。

個人的にもだいぶ手応えができてきた。1ヶ月後の本番で弾くイメージが持てた気がする。

2週間前のホール練の時は本当に不出来で、年齢的な限界か、とも思ったものだが、気持ちはだいぶ立ち直った。

今回の集中練習で弾きながら思ったこと。
フォーレは、今回演奏の機会ができてよかったと思える佳い曲だ。
それから、ベルリオーズについては、実は、これまでに演奏したどのメイン曲よりも気が重かった。自分が本番でこの曲を演奏しているところがイメージできなかったのだ。ゴールがとても遠く思われ、そこまでたどりつけないのではないか、とも感じていた。本番に乗っていいんだろうか、と思った。こういうことは初めてだった。
しかし、今回の集中練習を終えて、ゴールがちょっと見えてきたように思える。
今は、1楽章が一番弾き甲斐があると思う。逆に、ここまで練習してきて、2楽章は一番苦手だなあ。残り1ヶ月でどこまで苦手意識が拭えるだろうか。努力のしどころ。

それにしても、昨日は4楽章と5楽章を通し、今日は1楽章と2楽章を通したが、正規の順番で5つの楽章をすべて通したら、どうなんだろう。
未経験ゾーンだが、よっぽど疲れるだろうな。

さあ、あと1ヶ月!

※練習往復に聴いた音楽
    高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト 不思議の国のアリス~ヴァイオリニスツ in ワンダーランド~
    スカルラッティ ソナタ
       ポゴレリチ
    木村カエラ 5years
    SPEED SPEEDLAND