年末年始の旅行で東大寺に行った。
東大寺では、さだ(まさし)さんが、最近コンサートを行っている。
妻もそのことは知っていて、大佛殿のあたりを歩いていた時に、「どのへんで歌ったのかな」ときかれたが、はて?
帰京後、せっかく東大寺に行ったことなので、その公演のDVDをネット注文した。
ユーキャンの通販で、1980年に初めて東大寺で歌った時の映像もセットになった、「完全版」(3枚組)。
昨10日(水)、それが届いたので、夕食後にほんの一部だけ観てみた。
まず、1980年の方の冒頭部分を。
これは、1980年10月17日、大佛伝の昭和大修理落慶法要記念コンサートとして行われたものだ。
大佛殿の、大仏がある屋内ではなく、外の庇の下に、左右にひろがる形でバンドが配置されて、大仏の真ん前にさださん。
そう言えば、当時、「大仏様にお尻を向けて歌うのが畏れ多かった」と言っていたっけ。
当然だが、若いな。まだ28歳だものね。
(ちなみに、さださんは今年還暦を迎える)
(ちなみに、さださんは今年還暦を迎える)
最初の「天文学者になればよかった」だけでやめてしまったので、細かくは観ていないが、この時期なので、福田幾太郎氏や山本富士男氏がまだバックを務めている。
まだ、「亀山社中」と言う前? 「ふり~ばる~ん」って言ったんだったか。
その後、2010年の公演の冒頭部分。
30年を経てのこの公演は、光明皇后1250年御遠忌慶讃奉納行事として、2010年10月16日に行われたもの。
月日はほぼ同じ。ステージも同じ場所。
冒頭は、意図的なのだろう、こちらも「天文学者になればよかった」。
相撲の録画を観た後で夜も遅かったので、旅行の際、現地でもウォークマンで聴いた、「修二会(しゅにえ)」だけ観た。
さださんと石川(鷹彦)さんのアコースティックギターと、宅間(久善)さんの和太鼓他の打楽器(パッケージに使われている2枚目の写真はこの曲だと思う)。
いやあ、しかしいいねえ、この曲は。
さだは暗い、などととかく言われるが、この曲などは、単に暗い、などとは論評させない力の強さがある。
この曲、ライブで一度聴いてみたいものだ(確かこれまで聴く機会がなかった)。
今は相撲の本場所中なので、なかなか時間がないが、いずれ近い内に、DVD3枚、ゆっくり観たい。