定期演奏会が終わり、今度の日曜日からは、秋定期の練習がスタートする。
シベ7は、私が希望を出して、意外にもそれが最後まで残ってしまった、びっくりの中プロ。
「オベロン」と「運命」は、浦安オケとしても再演になるが、シベ7は初めて。
10年以上前に1回だけ、ということで、弾いた時の記憶ももうほとんど薄れている。
そんな者が希望を出してよかったのか、という感じではあるが、ともかく、4日後の17日(日)には、譜読み練習がある。
そんな者が希望を出してよかったのか、という感じではあるが、ともかく、4日後の17日(日)には、譜読み練習がある。
ここは、ちょっと予習しておこう、と、今日は、会社の帰りに、電車の中でスコアを見ながらシベ7を聴いた。
短い曲なので、2回聴いた。
短い曲なので、2回聴いた。
・・・・・・。
いやあ、これ、大変な曲だね(笑)。
おととい、今度ヴィオラのトップをお願いしたNさんが、「開始5小節目ですでに入るタイミングがわからなくなった」とメールをくれたのだが、なるほどそうだな、と思った。
「運命」だったらできるよ。曲を聴きながら、4分の2を感じて音符を追っていくことはできる。
でも、シベ7のこの冒頭、2分の3は今のところ、それができない。
でも、シベ7のこの冒頭、2分の3は今のところ、それができない。
以後も、拍子が変わり、テンポが転変していく中、楽譜を追って行くのが容易ではない。
特にリズムの難しさ。例えば、2分の3で書いてあっても、2分音符3つの3拍子で進行するパートと、付点2分音符2つ、つまりシンコペーションのリズムで噛むパートがあったりする。
もっと複雑な組み合わせで、別々のリズムが進行する場面もたくさんあり、そういうところでは、他のパートのリズムを聴いていたら、まず弾けそうにない。
もっと複雑な組み合わせで、別々のリズムが進行する場面もたくさんあり、そういうところでは、他のパートのリズムを聴いていたら、まず弾けそうにない。
いやはや、これは大変だ。
4日後の初見大会、果たして通るだろうか、シベ7。他の2曲はたぶん大丈夫だろうけど。
当面は、例えば冒頭部分だったら、指揮者には、はっきりわかる6つで振ってもらって、曲に慣れていくしかなさそうだ。
電車の中で2回聴きながら途方に暮れ、「こんな曲、ほんとにやるの?」とかマジ思ってしまった。
「誰だ、こんな曲推したのは?」・・・あ、俺か(爆)。
「誰だ、こんな曲推したのは?」・・・あ、俺か(爆)。
まあ、シベリウス好きにとっては、シベリウスの交響曲の到達点、最高傑作とも言うべき、この7番を弾けることは、またとない幸せだ。
だから、私としては、途方に暮れつつも、何とかがんばって、この曲に食らいついていきたいと思う。
だから、私としては、途方に暮れつつも、何とかがんばって、この曲に食らいついていきたいと思う。
しかし、一般の団員にしてみれば、1番や2番のように、弾いて気持ちのいいメロディが出てくるわけでもない、何か訳のわからない(4番ほどではないと思うが)こんな曲を、半年近くも練習するのか、という気持ちになりはしないか・・・?
これは、希望を出しつつも、選曲段階で残っていく中で、少なからず懸念していたことだ。
まあ、最後は多数決で残ったのだから、この曲を弾きたい団員は少数ではない。そこがよりどころではあるのだが。
まあともかく、このシベ7、相当苦労しないとものにならない感じだ。
幸い、他の2曲が形がわかりやすく、練習しやすい曲だから、その分、シベ7に注力する、という形でやっていくということかな。
幸い、他の2曲が形がわかりやすく、練習しやすい曲だから、その分、シベ7に注力する、という形でやっていくということかな。
5ヶ月後の本番、果たしてどこまでできるだろうか。
個人的には、練習記号Z、全曲の頂点をなす、ラルガメンテのあの弦だけの和音! ここで我々のオケがどれだけの音を響かせることができるか、そこがこの曲に取り組むにおいての一番の目標だと、勝手に思っている。
弦の皆さん、がんばりましょう!