naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~だんだん楽しくなってきた、シベ7

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        今日も暑い新浦安。
        暑い時には熱いもの。
        WOWOWで録画した、伊丹十三監督「タンポポ」を観ているせいか、今日
        のランチはラーメン。



日 時 : 2012年8月26日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : シベ7、運命(4・2・3楽章)
弦人数 : 5・8・3・4・1
弓の毛 : 無事

2週間ぶりにオケ練へ。

団内指揮者K氏の指導での合奏だ。

まずシベ7から。今日は後半部分。

練習記号Vの前のヴィヴァーチェから、曲尾まで。
練習記号Oまで戻って、そのVの前のヴィヴァーチェまで。
さらに、練習記号Nの4小節前まで戻って、Oまで。

後半部分を3つに分けて、後ろからさかのぼる順序で練習した。

細かく切って何度も返す形での合奏。
難しいところでは、本来よりは遅いテンポで。

まだ、弦も管も、とにかく曲を飲み込もう、という段階にあるように思う。
それに合わせた練習。
K氏の指摘では、かみあわせがうまくいっていない部分が、多々あるようだ。

選曲過程で、「火の鳥」とシベ7が候補曲として残った際、H団長が、「シベ7は形を作るのがとにかく難しい。それに比べれば「火の鳥」の方が楽」と言われていた。
個人的には、「火の鳥」は勘弁してもらいたかったし、シベ7の方がやりたかったので、その意見にはその場では左右されなかったが、こうして実際にシベ7を弾いてみると、団長の指摘は本当にもっともだと痛感する。

でも、大変ではあるが、私個人は、合奏を重ねて曲がわかってくるにつれ、だんだん楽しくなってきた。
本番まであと2ヶ月半、この曲が楽しめると思うと、わくわくするものを感じる。

休憩後は、「運命」。

今日は4楽章中心。
まず4楽章。その後2楽章もじっくり練習した。残った僅かな時間で、3楽章の頭を少し。

しかし、こうして練習すると、シベ7と「運命」、オケにとっては非常に対照的だ。

みんながよく知っている「運命」は、それぞれにイメージがあるので、今のところは、合奏していても、結構ゴチャついている。
知っているだけに、本番で止まるとか破綻するとかは絶対にないとは思うが、逆に、今のゴチャつきがどこまで整理されるか、という懸念はある。

一方、シベ7は、大方の団員がまだ手探り。慣れない音楽に慣れながら、よく知らない音楽をおぼえながらの本番への道のりは、「運命」とはまったく違うものとならざるを得ない。
緊張感は、シベ7の方がずっとあるだろう。

本番を聴いて下さるお客さまにはあまり関係のないことではあるが、この2曲が、今後本番までにどういうふうに仕上がっていくのか、一団員としては非常に楽しみだ。

8月の練習もこれで終わり。

9月は、諸々都合があって、全体練習には1回しか出られない。
ちょっと不安なところだが、がんばるしかないな。

※練習往復に聴いた音楽
    ベルリオーズ 幻想交響曲
    モーツァルト ジュピター
       クレンペラー=フィルハーモニア管
    ラフマニノフ 合唱交響曲「鐘」
       デュトワフィラデルフィア
    ストラヴィンスキー 春の祭典
       ブーレーズクリーヴランド管(1969年録音)
    ドビュッシー 弦楽四重奏曲
       ラサール四重奏団
    マーラー 交響曲第9番
       ジュリーニ=シカゴ響