naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

中高生のポスターの方がよっぽど伝わる

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大阪は、左空けですね(3日前の出張時、大阪駅にて)。



エスカレーターの片側を空けて乗る、自然発生的な習慣。

これは、危険な一面があるということのようだ。

昨年の今頃だっただろうか、各鉄道会社共同でのキャンペーンポスターが駅に張られるようになったが、私には、そのポスターが、意図の伝わりにくいものであるように思えたので、その旨の記事を書いた。

駅で見かける、他のキャンペーンポスターは、何をしてほしいか、何をしてほしくないかが、もっと明確なのに、このポスターは、そうでない、と。

   ※その過去記事
       伝わりにくいポスター?
          http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/63852684.html

最近になって、そのポスターは、動物がエスカレーターに乗っている、新しいデザインのものに切り替えられた。

     ↓これです。
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ある程度はましになったかとは思うが、やはり、訴えかける力はまだ弱いように感じる。

「片側を空けるな!」というメッセージが伝わらない。

ところで、先日行った福岡。地下鉄博多駅の構内で、こういうポスターを見かけた。

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そう、こういう方が、わかりやすいよね。

と思ったら、こんなポスターもあった。

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これはさらに単純明快だ。

片側を空けずに乗っている絵が、言いたいことを伝えてくれる。

このポスターは、3年前に行われた、「福岡市地下鉄マナーポスターコンクール」の、中学生の部の最優秀賞とのこと。

地下鉄博多駅構内では、昨年のコンクールの優秀作品を展示していたので、それも併せて見てみた。

こちらは、中学1年生の作品で、優秀賞。

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「2列になればもっと早く進むのに」という言葉。片側を空けない方が望ましい理由は、ここにもあるのか、と私は初めて知った。

こちらは、高校2年生の作品で、奨励賞。

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私の感想では、鉄道会社が企画したポスターよりは、これら中高生のポスターの方が、よっぽど伝わるものがあると思う。

こういうポスターこそ、全国展開してもらいたいものだ。