naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~本番指揮者の合奏

日 時 : 2015年9月20日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ハイドン(2~4楽章)、サン=サーンス(2楽章、1楽章)
弦人数 : 8・7・7・8・4
弓の毛 : 無事

今日はいい天気。暑さも戻った。夏を思わせるような日曜日だ。

今日の練習は、本番指揮者K先生の合奏。3週間ぶりになる。

練習前に、アンコール曲の楽譜が配られた。今日は譜読みはなかった。

海外勤務中でお休み中の、チェロのSさんが、久しぶりに顔を見せて下さった。帰任ではなく、一時帰国とのことだが、合奏にも参加された。

ヴィオラは、乗り番団員全員が出席した。

まず、ハイドンの「軍隊」。

2楽章から。通さずに、ところどころ止めながら、楽章の最初から最後までを練習。

続いて、3楽章。トリオの付点については、決して厳密なリズムでなくてよい、とのお話があった。リズムの厳密さは、ベートーヴェン以降に要求されるようになったものであり、ハイドンモーツァルトの音楽は、まだそうではない、とのこと。

最後に4楽章。「ちょっと危険なテンポでやってみます」とおっしゃって、これまでよりは
相当速いテンポで通し演奏。

確かに、私個人には大変危険なテンポであった。ひえ~。

本番は、そのようなテンポにするらしい。速い方が、むしろ弾きやすい、との指摘。

休憩の後、サン=サーンスの「オルガン付」。

2楽章から。この楽章では、プレストの部分を、少しゆっくりめなテンポで、念入りに練習した。

320小節目から、楽章前半の終わりまでは、もっと高貴な響き、ノートルダムの教会で演奏しているような感じで、との要求。
「一度、楽器でなく歌ってみて下さい」との指示で、セカンドヴァイオリンから始まるこの部分を、全員で歌った。
弦楽器だと移弦の都合等が音に出てしまうが、管楽器のように、あるいは今の歌のような感じで、とのこと。

休憩をはさみながら、楽章後半も練習した後、1楽章を、楽章冒頭から最後まで練習した。

概して、縦の線についてはアンサンブルができているとの評価。

ただ、いくつかの場所で、音楽のニュアンスが日本風になっているとの指摘があった。

フランスのニュアンスが、今後の課題のようだ。

分奏とトレーナーの先生の合奏を経て、K先生の次回合奏は、3週間後となる。

※練習往復に聴いた音楽
    ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲
       ズッカーマン=バレンボイム=シカゴ響
    ベートーヴェン 合唱幻想曲
       ポリーニアバドウィーン・フィル
    ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番
       バーンスタインバーンスタインニューヨーク・フィル
    ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番
       R.ゼルキン小澤征爾=ボストン響
    サン=サーンス オルガン付
       ミュンシュ=ボストン響
    スーザ 星条旗よ永遠なれ
       バーンスタインニューヨーク・フィル
    ベートーヴェン 交響曲第7番
       バーンスタインウィーン・フィル