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エル・システマ フェスティバル 2015 in TOKYO ワークショップ <1>

18日(水)、東京芸術劇場で行われたイベント、エル・システマ フェスティバル 2015 in TOKYO ワークショップ」に参加してきた。

 

意義ある、楽しいイベントだった。

 

このイベントは、KAJIMOTOのエル・システマ室が企画したワークショップである。

 

ワークショップのタイトルは、「50歳からの! 12時間でシンフォニーに挑戦しよう!」

 

参加条件は、「楽器未経験者で50歳以上」。

 

16日(月)~18日(水)の3日間、15:00~19:00の4時間×3=12時間で、ベルリオーズ幻想交響曲の第4楽章を学ぶというものだ。

 

音楽による人材育成システム「エル・システマ」は、ベネズエラで始まったもので、以下の理念のもとに行われている。

 

   1.すべての人が経済的事情を懸念することなく、音楽にアクセスできることを保障
   2.集団(オーケストラ)での音楽活動を通じ、コミュニケーション能力を高める
   3.社会規範と自己の個性の表現を両立することを、音楽体験を通じて学ぶ

 

この理念に基づき、高齢化が進む日本において、合奏することを通じて高齢者が生きがいを感じられるように、との目的で企画されたワークショップである。

 

私が参加したのは、最終日、18日の夜に東京芸術劇場のコンサートホールで行われた、発表演奏。

 

この発表演奏には、当日限りの一発オケが編成された。

 

原則60代以上で、現在演奏活動をしているアマチュアを中心に招集された、「ORCHESTRA65+」

 

そして、「エル・システマ」に学ぶベネズエラの子供たちで組織された、テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラのメンバー(KAJIMOTOの招聘により来日中)。

 

これに、3日間、未経験の楽器を勉強された、ワークショップ受講者の方々が加わる形だ。

 

KAJIMOTOのエル・システマ室長を務めるS氏は、大学オケの先輩であり、卒業後楽器をやめてしまっていた私を、今の浦安オケに誘って下さった人生の恩人だが、そのS氏から、「ORCHESTRA65+」への参加の呼びかけをいただき、迷わず参加した次第。

 

 

テレサ・カレーニョ・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
    http://www.kajimotomusic.com/jp/artists/k=253/
    http://www.geigeki.jp/performance/concert068/

 

※過去の関連記事
    音楽「自分史」~人生を変えた電話(浦安シティオーケストラへの入団)
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/22152259
    「ORCHESTRA 65+」ワークショップに参加
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/65031923