エキストラには、団から弁当が準備された。ありがたいことだ。
弁当は、南房総地元のチェーン店、としまやのものだった。
開演が近づく中、舞台衣装に着替える。
開場後、ステージでは、「ウェルカムコンサート」が行われた。
出演メンバーは、午前のリハーサルが終わった後も、ステージに残って練習しておられた。
いくつもの団体がステージに出て、演奏されていた。
こちらは、ヴィオラの四重奏。
「ウェルカムコンサート」は、開演前10分を切る時間まで続けられた。
さあ、開演だ。
●市原市楽友協会 第43回市民コンサート
日 時 2017年12月10日(日) 13:15開場 14:00開演
会 場 市原市市民会館大ホール
指 揮 山本 康童
ソプラノ 中山 美紀
バリトン 田中 俊太郎
管弦楽 市原市楽友協会オーケストラ
合 唱 市原市楽友協会合唱団
曲 目 髙田三郎 混声合唱組曲「水のいのち」
ブラームス ドイツ・レクイエム
[アンコール] 佐藤 眞 混声合唱のためのカンタータ「土の歌」から「大地讃頌」
会 場 市原市市民会館大ホール
指 揮 山本 康童
ソプラノ 中山 美紀
バリトン 田中 俊太郎
管弦楽 市原市楽友協会オーケストラ
合 唱 市原市楽友協会合唱団
曲 目 髙田三郎 混声合唱組曲「水のいのち」
ブラームス ドイツ・レクイエム
[アンコール] 佐藤 眞 混声合唱のためのカンタータ「土の歌」から「大地讃頌」
本番は、楽しく弾けた。
それにしても、先月、所属オケの定期演奏会本番では、気持ちの持ち方がうまくいかず、悔いの残る出来だったのとはまったく異なり、リラックスそのものの時間を過ごせた今日の本番。この違いは一体何なんだろう、と弾きながらつくづく思った。
団員としてまたトップとして臨んだ演奏会と、エキストラとしての演奏会の違い、つまるところ、緊張感や自意識の持ち方の違いということなのだろう。難しいものだ。
悔いなく終わった今日の演奏会のように、所属オケの演奏会を過ごせればと思うのだが、なかなかそうはいかないところがある。
ともかく、楽しく過ごすことができた。
2017年、これまでほとんどなじみのなかった「ドイツ・レクイエム」だが、3月の横島先生のワークショップで勉強する機会を得て、2回演奏会本番を経験できた。
そのこともあって、今回の市原での今年3回目の「ドイツ・レクイエム」を弾く機会に恵まれた。
今日弾いていても、あの2泊3日のワークショップで勉強したことが生きているとしばしば実感できた。
「ドイツ・レクイエム」との出会いは、2017年の大きな収穫だ。
やたらシンコペーションを弾かされる曲だな、とも今日改めて思ったが(笑)。
また、今日の演奏会については、オーケストラをフィールドとしている音楽生活では、なかなかふれる機会がない「水のいのち」という曲を経験できたのは、貴重なことだったと思う。
合唱もいる多人数の演奏会のため、オケの楽屋が1室しかなく手狭だったので、終演後は、着替えることをせずに帰途についた。
蝶ネクタイを外すのを忘れて、帰宅して妻に指摘されたのは失敗だった(笑)。