naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

市原市楽友協会第43回市民コンサート本番終了<2>

エキストラには、団から弁当が準備された。ありがたいことだ。

弁当は、南房総地元のチェーン店、としまやのものだった。

開演が近づく中、舞台衣装に着替える。

水のいのち」とアンコール曲は、著作権の関係か、楽譜を回収するとのインフォメーションがあった。手持ちの楽譜は本番では使わないので、楽屋廊下に用意された回収箱に返却した。

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開場後、ステージでは、「ウェルカムコンサート」が行われた。

出演メンバーは、午前のリハーサルが終わった後も、ステージに残って練習しておられた。

いくつもの団体がステージに出て、演奏されていた。

こちらは、ヴィオラの四重奏。

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「ウェルカムコンサート」は、開演前10分を切る時間まで続けられた。

さあ、開演だ。

市原市楽友協会 第43回市民コンサート

日 時 2017年12月10日(日) 13:15開場 14:00開演
会 場 市原市市民会館大ホール
指 揮 山本 康童
ソプラノ 中山 美紀
バリトン 田中 俊太郎
管弦楽 市原市楽友協会オーケストラ
合 唱 市原市楽友協会合唱団
曲 目 髙田三郎 混声合唱組曲水のいのち
     ブラームス ドイツ・レクイエム
     [アンコール] 佐藤 眞 混声合唱のためのカンタータ「土の歌」から「大地讃頌

本番は、楽しく弾けた。

指揮の山本先生と、前のプルトをよく見るように心がけ、また、プルトを組んでいるSさんと音を合わせるように努めた。

それにしても、先月、所属オケの定期演奏会本番では、気持ちの持ち方がうまくいかず、悔いの残る出来だったのとはまったく異なり、リラックスそのものの時間を過ごせた今日の本番。この違いは一体何なんだろう、と弾きながらつくづく思った。

団員としてまたトップとして臨んだ演奏会と、エキストラとしての演奏会の違い、つまるところ、緊張感や自意識の持ち方の違いということなのだろう。難しいものだ。

悔いなく終わった今日の演奏会のように、所属オケの演奏会を過ごせればと思うのだが、なかなかそうはいかないところがある。

ともかく、楽しく過ごすことができた。

2017年、これまでほとんどなじみのなかった「ドイツ・レクイエム」だが、3月の横島先生のワークショップで勉強する機会を得て、2回演奏会本番を経験できた。

そのこともあって、今回の市原での今年3回目の「ドイツ・レクイエム」を弾く機会に恵まれた。

今日弾いていても、あの2泊3日のワークショップで勉強したことが生きているとしばしば実感できた。

ドイツ・レクイエム」との出会いは、2017年の大きな収穫だ。

やたらシンコペーションを弾かされる曲だな、とも今日改めて思ったが(笑)。

また、今日の演奏会については、オーケストラをフィールドとしている音楽生活では、なかなかふれる機会がない「水のいのち」という曲を経験できたのは、貴重なことだったと思う。

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合唱もいる多人数の演奏会のため、オケの楽屋が1室しかなく手狭だったので、終演後は、着替えることをせずに帰途についた。

蝶ネクタイを外すのを忘れて、帰宅して妻に指摘されたのは失敗だった(笑)。

※本番往路に聴いた音楽
    髙田三郎 水のいのち
       髙田三郎=神戸中央合唱団
       福永陽一郎=日本アカデミー合唱団
    佐藤 眞 大地讃頌
       岩城宏之=東京交響楽団、田中信昭=東京混声合唱
    ベートーヴェン 第九
       S.イッセルシュテットウィーン・フィル