naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~道は果てしなく遠いなー

ランチは、先週に続いて、monaの炭家米蔵で。蕎麦が食べたくて、そじ坊に行ったら混んでいたので、こちらで蕎麦。

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日 時 : 2018年1月21日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : トレーナーS先生
内 容 : 合奏
曲 目 : チャイコフスキー(くるみわり人形から4曲)、ラフマニノフ(3・4楽章)
弦人数 : 3・8・5・8・2
弓の毛 : 無事

新浦安駅から美浜中学校に向かう途中、アトレの中で以前団員(ホルン)だったWさんと行き会う。今活動されているオケの練習がWave101で行われるので来られたとのこと。久しぶりだった。

今日の練習は、S先生の合奏。

まず、チャイコフスキー。3大バレエの抜粋の内、今日は「くるみわり人形」から、ワルツ・フィナーレ、マーチ、トレパーク、葦笛の踊りの4曲を練習した。

今季の練習に入って1ヶ月余り。S先生の指導も、細部に入ってきた。

休憩の後、ラフマニノフの2番。

まず、3楽章から。この楽章は、今年に入ってから初めての合奏となる。

この楽章は、落ちる落ちないの問題は、ほぼない。

楽章冒頭、クラリネットNさんのソロが美しい。

チャイコフスキー同様、S先生から、楽曲の細部に入った説明が逐次なされて、曲に慣れる段階から、レベルアップのための練習に移ってきた感がある。

再度休憩の後、4楽章。

S先生の言では、「本番のテンポよりだいぶ目盛りを落とした遅めのテンポ」とのことだったが、少なくとも私にとってはとんでもない。情け容赦ないテンポとしか思えなかった。

午前中、3楽章、4楽章をさらい、先週のコンミス練も含めて、やっと4楽章にも慣れてきたかな、と思っていたのだが、甘かった。個人練習は、自分の都合のいいテンポでしか弾いていないので、S先生おっしゃる遅めのテンポにもついていけないところが、いくつもあった。

うーむ。

この楽章に関しては、オケとしても、3楽章やチャイコフスキーとは違って、まだまだ形にしていく段階か。

S先生から言われたのは、この楽章は、ただ弾いているだけだと、お祭り騒ぎにしか聞こえなくなってしまう、ということ。楽譜の中には、アクセントや松葉など、細かい指示があるので、それを守って、デフォルメ気味なくらいに表情をつける必要があるとのことだった。

確かに、この楽章に限らず、このシンフォニーは、アクセントやテヌート、細かい松葉など、夥しい指示が書かれている。

この4楽章については、少なくとも私の現状は、まだ書かれた音符の高低、リズム、ボウイングを最低限「履行」できるところまで達していない。

そんな我が身としては、S先生の求めるレベルは、果てしなく遠い道のりに思える。

でも、先日までのように、ラフ2のことを思うと、予防接種の行列に並んでいるような気持ちになって、練習に行くのが憂鬱だという感じはさすがになくなってきた。先週のコンミス練や、個人練習などで、曲がりなりにも楽譜に手がなじんできた、という感覚はある。いや、「ないでもない」くらいか。

ともかく、嫌々練習に臨むのでなく、乗り越えて行かねば! という気持ちだけは出てきたと思う。まだまだとりつく島のない相手だが、何とかむしゃぶりついていこう、というような。

4楽章は、再現部の少し先まで練習して、時間切れとなった。

来週は、トレーナーのY先生による高弦分奏である。

このところ、練習が終わる時間、次第に日が長くなってきているのを、毎回写真に撮って載せている。

冬至から1ヶ月。夏至に向けてはもう6分の1経ったのだから当然だが、だいぶ明るい帰り道だ。

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この調子で、6月まで我が演奏も明るくなっていくように精進せねば。

※練習往復に聴いた音楽
    チャイコフスキー 交響曲第4番
       バーンスタインニューヨーク・フィル(1958年録音)
    チャイコフスキー 悲愴
       クルレンツィス=ムジカエテルナ
    ラフマニノフ ヴォカリーズ、交響曲第2番
       L.スラットキン=デトロイト