naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

3大ヴァイオリニストコンサート2019

今回の大阪行きの主目的は、2日(木)、フェスティバルホールでの、3大ヴァイオリニストコンサートである。

毎年行われているこのコンサートには、2017年から通っていて、今回が3回目。今年も、過去2回行った東京国際フォーラムでの公演があるが、連休でもあるし、フェスティバルホールで聴きたい、ということになり、チケットを取った。

京阪電車に乗って、ホールへ。ホテルもホールも京阪の駅と直結なので便利だ。

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プログラム冊子から。

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我々の席は、1階9列5番・6番。

17:55、1ベル。定刻18:00ちょうどに開演した。

今年で4年目となるこのツアーも、18公演中8公演目と中盤。令和初の本番とのこと。

毎回、三者三様のヴァイオリンの持ち味を楽しんでいる。

葉加瀬(太郎)さんは、フィドラーであり芸人というイメージ、高嶋(ちさ子)さんは、3人の中では、最も清潔な正統派ヴァイオリニスト。

そして、我々はいつも古澤(巌)さんのヴァイオリンにうなっている。

ムーン・リバー」での、何とも言えない香りはどうだろう。

この曲を共演した高嶋(ちさ子)さんのMCによると、古澤さんの独特の音色は、チェロの弓を使っているからだと言う。

それから、第2部冒頭のバッハ。ジャズアレンジだが、古澤さんのヴァイオリンは、音色と言い、リズムと言い、ニュアンスと言い、本当に絶妙だった。

そして、モンティの「チャルダッシュ」も。中間部で高嶋さんのメロディに添えられた、古澤さんのピツィカートのニュアンスには、ため息が出る思いだった。

他のどの曲もよかったが、特に3人揃って演奏された「ウェスト・サイド・ストーリー」のメドレーも、大変聴きものだった。

高嶋さんは、アメリカのオーケストラで活動されていた時に、マイケル・ティルソン=トーマスの指揮で、バーンスタイン作品は数々演奏されたそうだ。

20:15、本編終了。

アンコールは2曲。

まず、高嶋さんの希望曲という「君の瞳に恋してる」。これは盛り上がるね。

そして、このコンサート、アンコールの定番である、マスネの「タイスの瞑想曲」が演奏され、20:34、終演。

毎年とても楽しんでいるが、これまでの中で一番よかったと思う。