オーケストラの弦楽器配置というと、左から
A ・・・ 1Vn 2Vn Va Vc
B ・・・ 1Vn 2Vn Vc Va
C ・・・ 1Vn Vc Va 2Vn
あたりが代表的だと思う(Cbは除いて表記)。
大学時代のオケを始め、いくつかのオケで演奏を経験してきたが、B、つまりヴィオラが客席側に出るタイプの配置で演奏したことが一度もない。
たまたまなのかもしれないが、通算15年以上のオケ経験で私が参加して弾いたことのあるのは、どのオケもAタイプである。
11年目になる今の浦安は基本的にAタイプだが、長い間にそれ以外の配置は2回あった。
一つは今。現在練習している今度の12月の演奏会は、指揮者の意向でCである。しかし、これはヴィオラの位置に変化がない。
もう1回、2年前に、これも指揮者の意向で、
1Vn Va Vc 2Vn
という、非常に珍しい配置でやったことがある(モーツァルト「プラハ」、ドヴォルザーク7番他)。
舞台の左手側で演奏するというのはめったにないことで、この場合、プルトの表裏が普段と逆になる。
とまどいながらも楽しい経験だった。
しかし、要するに、オケの内側でしか弾いたことがないのである。
一度、外で、舞台前面に出るBタイプで弾いてみたいと思っているのだが・・・。